前回、窮状が改善されない日本のアニメ制作現場について解説してくださったメルマガ『Ministry of Film ゼロからのスタジオシステム』の小原康平さん。今回は業界が内包する現在のアニメ制作プロセスの問題点を詳述しています。アニメ制作現場すべての人たちに不利益をもたらしているという「ブラックボックス」状態とは、いったいどのようなものなのでしょうか。 日本のテレビアニメーション産業の未来 ―製作プロセスのテコ入れに関する考察と提案 具体策を講じます。前回の終わりに、2点の大目的を掲げました。その視点に基づき、今回は主に現制作プロセスの問題点を詳述します。その後、プロセスの変更ポイントを指摘し、その方法を提案します。この提案を実践するにあたって、周辺に介在する問題も芋づる式に解決していくのが狙いです。 長くなりましたので、今回の具体策は前編と後編に分けて展開させます。 アニメーションの現制
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く