カリブ海の島国ハイチで、長距離バスが歩行者をはねて逃走したあと、楽器を演奏しながら行進していた人たちの列に突っ込み、これまでに子どもを含む38人が死亡しました。 地元当局によりますと、この事故で、これまでに子どもを含む38人が死亡し、13人がけがをしたということです。 現地からの映像では、事故を起こしたバスは衝撃で前方部分が大きくへこんでいるほか、フロントガラスが激しく割れているのが確認できます。 ハイチでは、交通事故を起こした運転手がその場で暴行を受けることが少なくないため、現場から逃走するケースが多いということで、警察は、バスを放置して姿をくらました運転手の行方を追うとともに事故の詳しい状況を調べています。