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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (11)

  • 「ナチス憲法」を引き合いにした麻生太郎副総理発言について: 極東ブログ

    もうだいぶ下火になっていると思うが、「ナチス憲法」を引き合いにした麻生太郎副総理発言が話題になっていた。この話題については言及しないでおこうと思っていた。各論者が持説を決めてから議論していて、かつ攻撃的な雰囲気が濃いように思えたからである。しかし、事実がある程度わかってきたので、事実と常識的にわかる部分だけからは、ブログで指摘しておくのもよいだろう。 1 麻生発言は聴衆は反語として理解していた もう6年近く前になる。作家の森博嗣氏が2007年11月19日のブログで「【国語】 反語が通じない」(参照・現在はリンク切れ)というエントリーを書いて、ネットで話題になっていたことがある。 反語という表現法があるが、最近の若者に通じないことがあって困る。 反語とは、強調するために、意味を反対にして(通常は肯定と否定をひっくり返して)、多くは疑問形にした表現のこと。たとえば、「とても不味い!」という代わ

    room661
    room661 2013/08/04
    この記事全体が反語表現になっているわけですよ。
  • 極東ブログ: 死者を悼むということ

    私の父が死んだのは私が三十一歳の時。父は六十二歳だった。早死の部類だなとも思ったが、息子が三十歳を過ぎたのだから死だっていいだろう、自由にさせてやろう、許してやろう、と今では思う。もっと若い日に子どもを残して無情にこの世を去る父親だっているのだ。 死なれてから二十年近く経つ。男なんてものは死んで悲しい生き物でもないと言いたいところだが、残されたものに悲しい思いはある。が、自分の番もそう遠くないなと思うと悲しみは少し薄れる。私の父の人生スパンが私のそれであるなら私は後干支を一巡して人生が終わる。そのくらいでいいかとも思ったり、ちょっと物足りないというか寂しい感じもするし、もうちょっと生きてみたい気もする。幸運にももうちょっと生きられるかもしれない。そもそも五十歳まで生きていると青年期には思ってもみなかったしな。 そんなことを思ったのは、今週6・13ニューズウィーク日語版の投稿コラム「遺族を

    room661
    room661 2007/06/11
    お悔やみの手紙の基本ルール
  • よくある手作り豆腐なんだけどね: 極東ブログ

    先日スーパーマーケットを見ていたら棚ににがりがあった。へぇなんか懐かしいと思って、豆乳を合わせて買って、早速手作り豆腐を作った。簡単にできる。普通の電子レンジでチン。それで旨い。やっぱ、自分で作った豆腐が旨いやと思った。もっとも、いくら旨いとはいっても、技術のある豆腐屋さんの豆腐にはまるでかなわない。なにしろ手作り豆腐は、なんというか、茶わん蒸しみたいなとろ~り系なのだ。クリ~ミィっていうか。そんな感じ。沖縄のゆし豆腐みたいなもん。土では寄せ豆腐というのか汲み出し豆腐というのか。 作り方はネットを検索するといろいろ出てくる。私がネタにするまでもないなあと思ったのだけど、意外に重要なことが書いてないのというのと、それに関係するのだけど、微妙に作り方が違う。じゃ、ちょっと書いておこうか。 一番重要なこと。豆腐作りは最初、必ずといってほど、なぜか失敗する。いろいろ理由はあるんだけど。で、失敗の

  • 極東ブログ: 営業力かぁ

    今の若い人に足りないのは営業力という話を先日ネットで見かけ、営業力かぁ……と考えることがあった。SEとかも事実上営業だしなとか。営業の仕事って今どうなっているんだろ。 私は営業の修羅場にいたことはないが、若造だったころ短期間というか不定期にその端くれにいたことがある。年配のおっさんとペアだったこともあり、これは実地で学ぶ技術だなと思った。 営業の技術は体系的な知識にまとめられる部分もあるのだろうが、なんともうまく言葉にならない部分もある。人柄が勝負ということも多い。あるいは、そういう人柄のようなインターフェースを作る技術かもしれない。 ペアだったおっさんはそうした「人柄」を顧客には見せたが、私にはビジネスライクでそれほど見せなかった。私がとっつきにくい若造だったからだろうが、あるとき、ぼそっと「やる気があるなら君には営業の才能があるよ」と呟いた。自分がそのころのおっさんの歳になりなんとなく

    room661
    room661 2007/04/10
    営業力とは何か? 私に答える経験も能力もないのだが、それでも一言で言えというなら、「納期に対する責任」と答えるだろう。
  • 鯵のバジル風味ホイル焼き: 極東ブログ

    先日GIGAZINEに”ふわふわの鯖の味噌煮を30分で簡単に作るレシピ”(参照)が掲載され、Web2.0世界の人気エントリ藁メーターであるはてなブックマークは200を越えた。いや300を越えたのか、よくわからんが(参照)。この状況をいち早く察知したネット界の情報韋駄天・出会い界伊達男栗先生が”GIGAZINE予報ならぬ「finalvent予報」”(参照)を立てた。 こういう料理レシピ物には必ず彼はいつくよ。ネタでくるか気で来るか。明日の極東ブログでいついてくれば面白いんだけど。でも極東メソッド的にはこう指摘されるといつけないところ。さて、どう出る? つうわけで、ネタにいつくことにしたよ。とはいえ昨日のエントリは、このところ考えていることの最終部でもあるのでそっちを優先した。 でだ、鯖味噌かよ。 GIGAZINEのネタ見ましたよ、と。いやはやなんつうか、私だって鯖味噌くらい作れます

  • 極東ブログ: 牡蠣のオリーブオイル掛け

    簡単クッキングの時間ですよ。牡蠣のおいしい季節。今日は、牡蠣のオリーブオイル掛け。牡蠣を乾煎りして塩で味付け、オリーブオイルを掛けるだけという、まじシンプルな一品。 素材は、加熱用の牡蠣。量は適当。多いほうがいい。一人でうだけだからそんなに要らない? いいからできるだけ買え。お、こりゃうまそうというのを選べ。生用のは買うなよ。 そると、塩。塩はうるさいこと言わない。私が使うのは岩塩。アルペンザルツ。「極東ブログ: 塩の話」(参照)もご参考に。 そしてオリーブオイル。オリーブオイルは極上を使え。ここで味が決まる。極上ってなんだという話は、「極東ブログ: [書評]アーリオオーリオのつくり方(片岡護)」(参照)などを参照のこと。わからんかったら、五〇〇ミリリットル一五〇〇円くらいので偉そうな感じのエクストラバージンを買え、と。 牡蠣は水洗いする。水はできるだけ切る。できたらクッキングペーパー

  • 二日以内においしいタンドリーチキンを作る方法: 極東ブログ

    GIGZINEに”30分以内においしいタンドリーチキンを作る方法”(参照)というエントリがあって、ほぉ三十分以内かぁと思った。私なら二日以内だな……ダメじゃん。いやいや、これは仕込みを含めてということで、実際には二〇分でできる。 作り方。 鶏もも肉一ブロックにヨーグルト大さじ一、カレー粉小さじ一、塩小さじ一をビニール袋みたいなのに入れて、ぴっちりさせ一日おき、取り出して、そのまま、オーブンで焼くだけ。焼くときパプリカをかけると赤くなる。そんだけ。 もうちょっと補足。 鶏肉はもも肉が柔らかくていい。 ヨーグルトはナチュラル系がいいけど、おやつヨーグルトのべ残しでもOK。ちなみに、ナチュラル系のヨーグルトというのは腐らないので賞味期限を二週間くらい過ぎても大丈夫なもの(ただし自己責任でね)。 カレー粉はありがちなS&Bでもいい。私はカレー粉を自分で調合しているのでそれを使う。カレー粉は基

  • 「者」の点はいつ消えたのだろう: 極東ブログ

    書棚の奥のを取ろうとしてぼろっと「日の漢字・中国の漢字」(参照)が落ちてきた。戻す前にぱらとめくったが運の尽き。そういえば、と少し考え込んでしまった。「者」という漢字について。 現在の漢和字典は、字解のあとに熟語を掲げて解説するとき、その字が語頭にある語だけ並べる。このやりかたで行くと、例えば「者」という字のように、それが語頭に立つ熟語例を見ないものについては、説明が一字の説明だけに終わることになる。その結果、この字の説明は、とかくむずかしく、中国語や漢文訓読によほど通じた人でなければ理解がむずかしいものになる。 というわけで、あるべき説明の試みが続く。一読、なるほどねとも思うし、これは違うんでないのとも思う。いずれにせよ、こういう解説はスポラディックにやってもなとは思う。 gooの辞書で「者」を検索すると、わけわかんないにはなる。 しゃ 【者】 〔「其者(それしや)」の略〕その道の者

  • ベトナムで期待されている新しいバイオ・エネルギー: 極東ブログ

    ベトナムで期待されている新しいバイオ・エネルギー、それは、ナ・マ・ズ、らしい。ナマズというのは、アレだ、ブログなんかの検索によく使われるやつ……じゃなくて、漢字で「鮎」と書くやつ……でもなく、「鯰」である。英語でいうと、catfrogである。学名は、Silurus asotus。伝統的な捕獲法では瓢箪を使う。だが、昨今では養殖しているらしい。 メコン川流域で養殖し、その近在で加工し、ヨーロッパやアメリカに送る。アメリカでは鯰といったら有名な御馳走である。英語のことわざに、There are no eyes in a catfish but barbs(ナマズには目がないが、ひげがある)と言われるほどだ。この南部の伝統料理は明治維新の志士たちが伝えたものらしい。 で、話は、ナマズ・バイオ・エナジーだが、今日付のロイター”Firm to make biofuel from catfish fa

  • 独断的和食の味付けについて: 極東ブログ

    ときたまする料理の話。和の味付けについて。もちろん、私が適任なわけもないのだが、私とって当たり前のことが世の中あまり当たり前でないことがある。そういう時は…大抵は私が間違い。もちろん、というわけで謙虚に独断である。 が、村田吉弘の「割合で覚える和の基」などを読むに、大雑把に考えると、私の考える基と同じみたいだ。 で、ずばり和の味付けのヒケツは何か? ちょっと搦め手から言うのだが、砂糖と塩を使わないこと。和の味付けに、砂糖と塩はほとんど不要。砂糖と塩を使うから味がブレるのだと言いたい。 じゃ、どうするのかというと、味醂と醤油を使うのである。 しかも、使い方は非常に簡単。両方を等量合わせて使うだけ。等量合わせるためには計量スプーンが必須。精密に計る必要はないが、大さじで計量したほうがいい。 あとは、味の濃さについて、水量と大さじの関係を人数に合わせて一度決めておく。一度決めておけば、

  • 米の研ぎ方・飯の炊き方: 極東ブログ

    身近な者が、「米はあまり研いではいけない」といった話をしているので、なんとなく聞いていると、どうにも馬鹿なことばかりいうので、つい「その馬鹿な話はどこから聞いてきたのか」と問うと「あるある大事典」らしい。この番組は私はまれにしか見ない。まだネットにサマリーは出てないので、馬鹿話がその番組どおりかわかからないが、米の研ぎ方・飯の炊き方について、以前ネットで試しに調べて唖然としたことがあったので、実践的な方法を書いておくのもいいのかもしれない。というわけで、書いておこう。 と、人の方法を馬鹿だのぬかすわりに、以下の方法が正解というものでもない(この手のことはそんなものだ)が、私はこれで通していてなんら問題ない。私がっている飯よりうまい飯にありつくこともあまりないので、これでいいのではないか。なお、米の話は今日はあえてしない。 まず研ぎ方。研ぐには木桶がいいようだが、なければしかたない。いわゆ

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