今回は、人口全体の対策に関連する点について検討します。(未成年の感染が増えたかもしれないという話もありますが、それは別の原稿で詳しく紹介します) 大きく整理して4つの点で、「第4波」はこれまでと異なることがわかってきました。 1 従来株と同じかのような誤解をしたままでは、対策が遅れると、他地域で大阪のような事態になる可能性がある 2 生産年齢人口で中等症患者や重症患者が出ている 3 素早い「まん延防止等重点措置」は流行のスローダウンに使うことはできる 4 長期的見通しが大きく変わった(高齢者の予防接種だけでは医療崩壊のリスクが残る) これら1つ1つについて説明したいと思います。 (1)対策の遅れが“もたらすもの”英国はもちろんのこと、日本でも英国株が従来株の1.3~1.5倍程度の感染性を有することが分かっています*1。 夏場に起こった従来株による第2波は夜間繁華街を中心に流行が起こっていた

