湖北省上空を飛行中の中国国内便。窓の外が、一瞬にして真っ暗になった。皆既日食だ。乗客が一斉に、片側の窓につめかける。飛行機が傾いた。22日午前、中国の空でヒヤリとさせる珍事が発生した。京華時報が伝えた。 湖北省上空を飛行中の中国国内便。窓の外が、一瞬にして真っ暗になった。皆既日食だ。乗客が一斉に、片側の窓につめかける。飛行機が傾いた。22日午前、中国の空でヒヤリとさせる珍事が発生した。京華時報が伝えた。 関連写真:そのほかの皆既日食2009に関する写真(52件) 中国国際航空(CA)4513便は定刻の午前7時45分、四川省の成都空港を離陸した。早朝の便なので、いつもは「もう一眠りしよう」と目を閉じる乗客も多いが、この日は違った。飛行中に皆既日食帯を通過することが知らされており、乗客は空から「世紀の天体ショー」を見ることができると期待していた。観測用の眼鏡を準備している人も多かったという