1999/03/28 支配の構造-アメリカ(2) 前ページに戻る 宗教国家 WASPとはイギリスから宗教的迫害を逃れてメイフラワー号に乗ってやってきたピューリタン(清教徒)の 子孫達であり、現在のアメリカ東部の上流階級(東部エスタブリシュメントと呼称される)を形成している といわれる。彼らの信仰はプロテスタントと呼ばれるカルビンの唱えたキリスト教の新教の一派であり、 その教義には資本主義を生み出し発展させる「予定説」への合理的解釈が組み込まれていた。イギリス が世界に先駆けて産業革命を起こし、いち早く資本主義の発展に成功することができたのはイギリスが 国家の公認宗教として17世紀後半以降プロテスタンティズム(新教カルビン派)を採用したところに大き な要因があった。WASPの祖先はプロテスタンティズムをアメリカに持ち込むことによって後に巨大な発展 をとげるアメリカ資本主義の種を蒔いたのであ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く