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業務でiOSアプリを作っている場合、ほぼ確実にユーザの行動分析用にトラッキングを入れてるかと思います。よくありそうなのだと、viewDidAppearで画面の閲覧ログを取ったり、ボタンタップ時のIBActionメソッドでタップ数を計測したり。 こういった処理自体はせいぜい一行程度だと思いますが、できればUIライフサイクルのイベントメソッドでは行わず、 アプリケーションロジックとトラッキング処理は分離したい といった気持ちがあります。 また、大抵の場合トラッキングはアプリ内の様々な箇所で行い、その数が膨大になりがちです。アプリの改修を行っていく上で、追加や削除といった事も頻繁に発生するでしょう。なので、 計測する場所やタイミングは一箇所で一元管理できる ことが望ましいです。 ここでは自分が今のところこれが良いかな〜と思っている手法をまとめてみました。 ※トラッキングの送信まわり等、ロギング処
iOSアプリを開発していると、テストやデバッグのためにシミュレーターに格納されたアプリのデータにアクセスしたいことがよくあると思います。しかし、シミュレーターのデータは、フォルダ階層の奥深くに眠っているため、毎回そのフォルダを開くのは大変な作業でした。 「SimulatorManager」はこの問題を解決すべく開発された、シンプルなMac用のメニューバー常駐型のアプリです。 起動すると、インストールされたiOSシミュレーターと、シミュレーターごとにインストールされているアプリが一覧表示され、選択するとそのアプリのデータフォルダを直接Finderで表示することができます。 使い方 例えば上の図で、シミュレーターのiPhone 6(iOS 8.1)には、Foxbrowser、Swift-Gif、その他アプリがインストールされていて、FoxbrowserとSwift-Gifにはデータフォルダが存
Swift で使えるオープンソースライブラリ 2014年は新言語 Swift が登場し、iOS アプリ開発者にとってはかなり印象深い年になったのではないでしょうか。Swift の登場以後、さまざまな取り組みが iOS アプリ開発者の中で行われ、その結果の1つとしてオープンソースライブラリもかなり増えました。 Swift で一から書かれたものもあれば、既存のものを Swift でも使えるようにアップデートしてくれているものもあります。ある意味、混沌としている現状では「じゃあいまから Swift で iOS アプリ開発するときに何を使えば良いの!?」といったことになりかねません。ということで、現在までに公開されている Swift で使えるオープンソースライブラリを目的別にまとめてみました。 Swift アドベントカレンダーのために書いた記事なので、タイトルには「Swift 時代の」としています
「Sweet Alert iOS」はSwiftで作られたiOS用の美しいアラートライブラリ。最近話題となったJavaScript製の「Sweet Alert」からインスパイアされて作られたもので、SwiftまたはObjective-Cから利用することができます。 オリジナル同様アニメーション付きのモダンなアラートを表示することができるので、アプリに組み込んで便利に使うことができそうです。 使用方法 サンプルプログラムを起動するとボタンがずらっと表示されます。一番上から下にいくに従ってだんだんと複雑なアラートが表示されます。一番シンプルなタイトル行だけのアラートは次のように呼び出すことができます。 SweetAlert().showAlert("Here's a message!") もう少し複雑に。 タイトルとサブタイトルを表示したり、 SweetAlert().showAlert("He
ブログでおなじみのクラスメソッドさんの勉強会に参加させて頂きました。 iOS 8とかけて8本のLTで構成された勉強会で、iOS 8で追加された新機能やニッチな技術の紹介がありました。とても勉強になったので、メモと併せてまとめてみます。 なお、本家のまとめはこちらになりますのであわせてご参考ください: [イベントレポート] 世界最速LT大会!?新iOS 8発表!で登場した新機能・ニッチな技術を大公開!! #cmdevio | DevelopersIO LT内容のまとめ 1.ついにiOS 8リリース!今までの歴史を振り返ってみる 大橋さん iPhoneの初期〜iOS 8までの変化を追う iPhoneの機能やiOSでできることの変化について コミュニケーションやメディア、コマースのあり方など、現実世界の変化について iOS 8技術の解説記事を200本出す予定。いま100本出している http:/
Accelerate.Framework + Swift Accelerate フレームワークは線形代数の計算を始めとし、音声、信号処理に応用の効くフーリエ変換や画像処理などでハイパフォーマンスな計算処理を提供します。 このフレームワーク内では OS X / iPhone で用いられている Intel, ARM などの CPU の SIMD 命令を用いて計算が最適化されています。 Accelerate フレームワーク自体は iOS のフレームワークのなかでも比較的低レイヤな位置づけであるため、フレームワークを直接叩くような実装を開発者が行うことはまれです。 とはいえ、重量級の計算をアプリケーションのロジック部で行う際に、SIMD による最適化の恩恵が得られるにも関わらず、それを行わないのは宝の持ち腐れと言えます。 Surge はこの低レイヤな位置づけにある Accelerate フレームワ
はじめに Swiftのコードは多様な記述の仕方ができるので柔軟でかつ表現力もありますが、チームで開発を行うとどうしても記述の仕方が統一できず可読性も上がりません。弊社(Wantedly)でSwiftのアプリを開発した経験をもとにアプリ開発におけるコーディングスタイルガイドを作成しました。このコーディング規約がベストプラクティスだというわけではなく、Swiftもまだまだ手探りなところもあるので、参考情報としてご参照ください。また、規約の範疇ではないですがエラーになりやすい記述も合わせてフォローしています。 バージョン v0.3 改版履歴は文末を参照ください。 コーディング規約の必要性について Swiftはプログラマがリスクを取ることによってより簡素に端的に記述ができたり、型推論が強力なので型の明記を省略して記述ができます。チームでSwift開発を行う場合は、詳細に記述するのか、省略して記述す
昨日発表されたばかりの Swift ですが、言語仕様的な解説記事は早くもいろいろな方が書かれているので、実践的なところとして、「Objective-Cで書いた既存アプリをSwiftで書き換える」手順をまとめてみます。 アプリ全体、となると壮大なテーマになってしまうので、まずは AppDelegate だけ。 実際に移植する予定がなくても、Swiftのお試しがてらこの手順をやってみると、Objective-C と Swift の違いがよくわかり、「なるほど、このあたりのおかげで LLVM がグッと最適化できて高速化につながってるのか」とか実感できるのでおすすめです。 なお、NDA 下にある Xcode 6 については書けないので、ビルド設定等については割愛しています。 1. 拡張子を .swift にする 例えば AppDelegate.m なら、AppDeleagate.swift にしま
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