バチカン市国のサンピエトロ広場(St Peter's Square)で一般謁見を行うローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(2014年11月5日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【11月15日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が、バチカン市国のサンピエトロ広場(St Peter's Square)周辺で暮らす路上生活者のためにシャワー設置を命じた。法王に最も近い補佐役と、ある路上生活者との出会いがきっかけとなっている。 バチカンを訪れる巡礼者や観光客のための公共トイレを改修し、路上生活者が体や衣服を洗えるよう、3つのシャワーを設置する作業が11月中に始まる。設置場所は、豪華な宮殿住まいを辞したフランシスコ法王が暮らす質素な建物のすぐそば。こうした取り組みがすでにローマ市内の10か所の教区で進行中だ。 ローマ教会で貧し