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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  •  「生命の跳躍」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生命の跳躍――進化の10大発明 作者: ニック・レーン,斉藤隆央出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2010/12/22メディア: 単行購入: 2人 クリック: 167回この商品を含むブログ (8件) を見る 書は「生と死の自然史」「ミトコンドリアが進化を決めた」などの著者である生化学者ニック・レーンによる進化における10大トピックを扱った書物である.取り上げられている10大トピックとは,生命の誕生・DNA・光合成・真核生物・有性生殖・運動・視覚・温血性・意識・死(老化)となっている.これはメイナード・スミスとサトマーリによる「主要な移行」を思い起こさせる企画だ.*1 「主要な移行」は,複製する分子から区画に囲われた分子(細胞)・染色体・DNAとタンパク質・真核細胞・有性生殖・多細胞生物・コロニー(動物の社会性)・人類の社会と言語,とされていて,比べてみると進化を眺める視点の差がう

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  •  「プライスレス」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    プライスレス 必ず得する行動経済学の法則 作者: ウィリアム・パウンドストーン,松浦俊輔,小野木明恵出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/01/19メディア: 単行購入: 7人 クリック: 134回この商品を含むブログ (10件) を見る 書は「価格」についてので,数学や論理学まわりのテーマを鮮やかに取り上げるサイエンスライタ―,ウィリアム・パウンドストーンによるもの.邦題では,副題が「必ず得する行動経済学の法則」となっていて,あまりにも安直でひどい*1のだが,書は決して怪しげな儲け話のではない.また行動経済学の話題は登場しているが,書のテーマは「価格」にあるのであって,行動経済学はその面白さを伝える脇役に過ぎない.原書の副題は「The Mith of Fair Value (And How to Take Advantage of It)」.「公正な価格という神話(そ

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