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スゴ本に関するrumbabaのブックマーク (11)

  • 性教育は、この一択。『ぼくどこからきたの』

    これは家で教えなきゃ、と実践しているのがと性。家庭科や保健体育では遅いし足りぬ。学校任せにしないおかげで家族の昼ぐらいは作れるようになった(ただし麺類に限る)。 では性は?探し回ったあげく、この一冊にした。 男と女の違いから始まって、セックスとは?赤ちゃんができるとは?に真正面から答えている。親子で読めて、きちんと話し合える。生々しすぎる描写ではなく、かといって抽象的すぎでもない(「プリキュアで性教育」といっても、おしべとめしべは、ほとんとメタファー)。『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルの文を、谷川俊太郎が訳している。率直で、ごまかしのない言葉で伝えている。 一通り読み聞かせた後、性感染症の話を補足する。お風呂のとき、そこを綺麗に洗いなさいというのは、これが理由だったのか、と納得してもらう。あとは質問コーナー。山ほど出てくる問いかけに、適切な言葉を選び、分かりやすく伝え

    性教育は、この一択。『ぼくどこからきたの』
  • この本がスゴい!2011

    今年もお世話になりました、すべて「あなた」のおかげ。 このブログのタイトルは、「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」。そして、このブログの目的は、「あなた」を探すこと。ともすると似たばかり淫するわたしに、「それがスゴいならコレは?」とオススメしたり、twitterやfacebookやtumblrで呟いたり、「これを読まずして語るな!」と叩いたり―――そんな「あなた」を探すのが、このブログの究極の目的だ。 昨年までの探索結果は、以下の通り。 このがスゴい!2010 このがスゴい!2009 このがスゴい!2008 このがスゴい!2007 このがスゴい!2006 このがスゴい!2005 このがスゴい!2004 昨年から始めたオフ会で、たくさんの気づきとオススメと出会いを、「あなた」からもらっている。目の前でチカラ強くプッシュしてもらったり、物語談義を丁々と続けたり

    この本がスゴい!2011
  • この「食」の本がスゴいらしい

    わたしの仮説は、どうやら正しい→「好きはいしん坊」 というのも、前回の記事「この『』のがスゴい!」のリアクションで、これでもかというぐらいスゴい「」が続々と集まってきたから。twitterblog 、はてなブックマークコメントなどで、知らなかったスゴに出会えたのは嬉しい。みなさん、「べることなら一口噛ませろ」というノリで教えてくれる。 だいたい、旨いものが好きな人というのはフットワークが軽くって、美味・珍味を求めて腕を磨いてアンテナを高くするイメージ。人さまにふるまう時はそれこそ東奔西走する(ほら「ご馳走」って駆けずり回って材を集めるあのまんま)。もちろん、常連だけのヒミツの店もあるし、門外不出の味もある。だが、の基はオープン。べた人が好みと趣味を言い合えば良い。イソターネットを飛び交う情報は、「受信者が判断する」に似ているね。 五感が受け取った快感は、「こ

    この「食」の本がスゴいらしい
  • 「スゴ本オフ@元気をもらった本」報告

    を介して人と会い、人を介してと会う。それがスゴオフ。 いつもどおり、好きなをもち寄って、まったりアツく語りあってきた。今回のテーマは、「わたしが元気をもらった」。知らないに出会ったときのワクドキ感もさることながら、知ってる(かつストライク)を見せられたときの、「そうキたかーー!!」感覚にシビれた震えた濡れた勃った。 そして、「元気をもらう」ってのは、そのものに限らず「そのとの出会い方」に強くつながっているなぁ、と実感。そのとの関わり方がそのまま自分の元気に直結しているような、そういう紹介が印象的でしたな。まずは、ラインナップと全リスト(発表順)から。 【Dain】「子どもへのまなざし」佐々木 正美 【Dain】「自分の小さな箱から脱出する方法」アービンジャーインスティチュート 【Dain】「めぞん一刻(第15巻)」高橋留美子 【Dain】「SLAM DUNK(第27巻)

    「スゴ本オフ@元気をもらった本」報告
  • スゴ本オフ@ミステリ報告

    ミステリを語るのがこんなに難しいなんてッ 12/3に麹町で実施。好きなをもちよって、まったりアツく語り合うオフ会、今回は「ミステリ」がテーマだったのだが―――ネタバレなしでミステリを紹介するのが、こんなに難しいとは思いもよらなんだ。 もちろん、画面に向かって独り語りする分には問題ない。ブログの読者と、紹介の読者を想定して、どこまで出すかを線引きする。で、そのラインぎりぎりを狙って放つか、あるいは全く異なる次元で描写するといった遊び方ができる。 しかし、面と向かって反応を確かめながらだと、線引きが難しい。しかも聞き手の中には、読んだ人が混ざっている。この、読んだ人にも未読の人にも面白く(かつネタバレなしで)語るのは苦行そのものだった。(未読の方むけの)作品の魅力にとどまらず、既読の方には「オレはこう読んだ、犯人はホントは○○じゃね?動機は…方法は…」としゃべりたいがしゃべれない。のたうち

    スゴ本オフ@ミステリ報告
  • iPadは「砂の本」である

    物語の魔術師ボルヘスは、「砂の」という名の理由をこう述べる。 このは、『砂の』というのです 砂と同じくこのには、 はじめもなければ終わりもないのです じっさい手にしてみれば分かる、どの短編を拾っても、そこから次へ紡がれて次からボルヘスの手を経て、またそこへ還ってゆく。スゴ「伝奇集」の円環より、もっと立体性を感じる。円よりも、そう、螺旋構造をめくっているような感覚。読み手の読書経験によると、そこにクトゥルフや千夜一夜を見出したり、ドッペルゲンガーを思い出すことだろう。しかしそうした伝説を包含し、包含した「お話」を重ねてゆき、ついには巨大伽藍をぐるぐるしている自分がいる。 「砂の」には、最初のページがない。最初のページを探そうとしても、表紙と指のあいだには、何枚ものページがはさまってしまうのだ。最後のページも同様で、まるで、からページがどんどん湧き出てくるようだ。めくる傍からペー

    iPadは「砂の本」である
  • この恐ろしくも美しい未来「Build the Future」

    この世のものとは思えない。 ロストテクノロジー話のラスボスで、世を統べる神のような存在は、こんな姿をしているんじゃない?現実離れした造形、悪魔的工学は、人の造りしものとはかけ離れている。手術衣のようなもので全身を覆った技術者は、アーキテクトというよりもアルケミストのようだ。 種明かしをすると、これは岐阜県にある核融合科学研究所の大型ヘルカル装置。核融合ではプラズマを一億度以上にする必要があるが、そんな高温に耐えられる物質はない。そこで磁場によってプラズマを容器から浮かせることで超高温度を達成しようと考え、磁場によるプラズマコントロールを追及した結果、このような特異な形になっているそうな。 テクノロジーの薀蓄はさっぱり分からないが、底光りするモリブデン鋼の螺旋構造体を眺めているとゾクゾクしてくる。高度に発達したテクノロジーは魔法と区別がつかないといったのはクラークだが、わたしには螺旋力を溜め

    この恐ろしくも美しい未来「Build the Future」
  • 5冊で恋愛を語ってみよう

    スゴオフ(恋愛編)で語ろうと思っていること、あるいは話したこと。 わたしが語るとき、キーボードを経由したほうが上手くしゃべれるようだ。なので、いったん吐き出してみる。事前メモのようなものだけれども、事後にこうして公開するのもいいだろう─── レンアイ、と一つ言葉で語られているものの、「恋」と「愛」はまるで別もの。「恋」と「愛」の違いは、「心」のありように表れている。すなわち、下に心で下心なのが「恋」で、真ん中に心がある真心なのが「愛」だ。では下心と真心の違いは?それは、「もらうこと」と「あたえること」になる。 恋する人は下心を持つ。すなわち見返りを期待した行動をとるのだ。もちろん、好きな人に事をごちそうするとか、プレゼントを渡すのは、「あたえること」に相当するのだが、そのお返しに○○だったり△△をさせて「もらうこと」を期待している。恋することは、もらうこと。高揚した感情や、身体の快楽だ

    5冊で恋愛を語ってみよう
  • 脱怒ハック「怒りについて」

    怒らずに生きる技術。つまらないことにイライラせずに生きたいもの。 実をいうと、わたしはかなり怒りっぽい。頭からっぽの政治家に毒づき、無脳なキャスターは○ねばいいのにと気でヒートアップする。子どもの反発に腹を立て、嫁さんと口論しては感情的になる。朝から晩までプリプリしてる日もある。 だからこそ、怒らずに生きるにはどうすればいいか、考えて、読んで、試した。その過程+とりあえずの結論は、「怒らないこと」はスゴや、正しい怒り方になる。左記のエントリには書かなかったけれど、コヴィー「7つの習慣」とアーヴィンジャー「箱」にはお世話になったっけ。 そして今回、ローマの賢者・セネカの「怒りについて」で思った、これは「脱怒ハック」だってね。怒りそうになったら、脱兎のごとく逃げ出そう。これぞ脱怒ハックなり。つまり、怒りに満ちた人生を脱出するための技術が(おぞましい具体例つきで)紹介されているのだ。「怒る技

    脱怒ハック「怒りについて」
  • Book Talk Cafe 第1回(スゴ本オフ)簡易レポ&オススメされた本リスト - 基本読書

    有名書評サイト『わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる』の管理人であるダインさんと金巻ともこさん、それからyasuyukimaさんの三人の企画であるBook Talk Cafe 第1回に行ってきました。dankogaiさん、ダインさんをを始めとして有名な人ばかりということもあってかなりビクビクしておりましたが大変楽しかったです。すでにこっちでも(早い!!)shumaiさんによってまとめられています→Togetter - まとめ「SFだらけのBook Talk Cafe 第1回(スゴオフ会)の様子。」ありがとうございます! 今回は「みんなのオススメのSF(あるいはマンガ、アニメ可)を持ち寄って5分間でプレゼンし、最後にブックシャッフルをする」という趣向で行われました。ちなみにわたしはコニー・ウィリスの『犬は勘定に入れません』を持って行き、帰る時には森脇真末味が著者の『アンダ

    Book Talk Cafe 第1回(スゴ本オフ)簡易レポ&オススメされた本リスト - 基本読書
  • スゴ本オフ(SF編)

    最初に、ありがとうございます。よりも、人の出会いのほうがスゴい場でした。 会場を準備していただいた阿部さん、ありがとうございます。KDDI ウェブコミュニケーションズには足を向けて寝ません。自前の機材でただ一人でU-streamを実現した大木さん、ありがとうございます。ネットにリアルでつながることを、生々しく感じました。何から何までお世話になりっぱなしだったやすゆきさん、ともこさん、ありがとうございます。わたし単品なら実現すらおぼつかなかったです。受付と事務を受け持ってくれたずばぴたさん、ありがとうございます。濃く・熱いトークに参加いただいた、ひできさん、さとうさん、黒バラさん、清太郎さん、冬木さん、daen0_0さん、弾さん、ゆりさん、でんさん、sako0321さん、にわかダンサーさん、n_kanezukaさん、ogijunさん、しゅうまいさん、ありがとうございます!感動のあまり帰りの

    スゴ本オフ(SF編)
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