桜が見頃を迎えたこの週末の東京は 気温が少し低いようだが、 新型コロナ対策の “まん延防止等重点措置”が解除されたので 花見に繰り出した人も多かろう。 とはいえたぶん、飛沫感染を防止するためには 桜の木の下での宴席というわけにはいくまい。 大勢で賑やかに宴会を開く日は 再び来るのだろうか。 よく考えてみれば花見の主役は桜であるべきで、 飲食は二次的なものだから、 宴会のない花見がおかしいわけではないのだが。 「うる星やつら」でも 何度か花見のエピソードが描かれているが、 その中でもかなり脈絡のない 「花見デスマッチ!!」(17-7)を レビューしておこう。 このエピソードは全編2色カラーだ。 そのためか、扉にはラムのレオタード姿が 奢られている。 高橋留美子氏の著作では ちょくちょくレオタードが読者サービスとして 提供されている印象があるが、 なんなんだろうな……。 新体操という体育種目が