満を持して楽天がスタートした電子書籍koboが初っぱなからつまずいた。トラブルや操作性について、消費者から殺到したレビューを楽天側が削除したことで、火に油を注いだが、三木谷社長は日経新聞の取材に対して「アマゾンもやっていること」とうそぶいた。 楽天koboは7月19日にサービスを開始した。本体をまずパソコンにつなぎ、認証してからコンテンツをダウンロードする仕組みだが、一部で誤って古い認証ソフトが配布されていたため、接続できない人が相次いだ。 またこういったトラブルのせいもあり、サーバーに負担がかかり、接続できた人もコンテンツをダウンロードできない状態が続くなど、ユーザーにはストレスの多いスタートとなった。 さらに、当初「3万冊」と宣伝された蔵書数も、著作権切れの書籍を扱った「青空文庫」を除くと1万冊程度。コミックを除くと5,000冊程度と、ユーザーの期待を裏切った。 サムネイル画像が同じで