シルトの梯子 (ハヤカワ文庫SF)posted with ヨメレバグレッグ イーガン 早川書房 2017-12-19 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo 久々にSF読みしました。 グレッグ・イーガンの「シルトの梯子」。 実は一度、原書版を買っていたんですよね。 ただ、難解すぎて挫折してました。 で、いつの間にか邦訳されていたので読んでみたんですが・・・ いやあ、相変わらずのイーガン節全開。 超絶難解ハイパーハードコアSFで頭クラクラ来ました。 物語は今から2万年後の遠未来。 相対性理論を更に進めた、「量子グラフ理論」の研究が進んでいる未来。 現実の空間とは異なる「新真空」と呼ばれる物理現象の研究をしようとしていた、科学者のキャスと<ミモサ>と呼ばれる宇宙ステーションにいる身体を持たない非実体主義者達で実験を行っていた。 本来は6兆分の1秒で消滅するはずだったこの空間が、消滅せ