パナソニックが米テスラモーターズとタッグを組んで太陽電池とリチウムイオン電池の大量生産に乗り出すようです。太陽電池については、旧サンヨー電機が開発した最高水準の技術を持っているにもかかわらず、安い普及品を売る中国・韓国勢に煽られて二色の浜工場(大阪府貝塚市)を休止していたのですが、再稼働する見通しです。リチウムイオン電池については、12月に稼働予定のテスラの新電池工場「ギガファクトリー」(ネバダ州)で、約1700億円を投じて電池セルの生産を始めます。 グローバリズムが席巻するなかで先進国企業は安い労賃を求めて自国の工場を閉めて、途上国に移転してきたのですが、トランプ大統領選出と時を同じくして、先進国回帰が実現した格好です。これから、日本や米国への製造拠点の回帰が始まるでしょう。 テスラは今週中にも、太陽光発電ベンチャーのSolarCityの買収を完了する予定で、電気自動車のモデル3、家庭用