欧州に流入する難民の数が急増している。アラブ・アフリカ諸国での紛争や迫害を逃れ、平和で安定した場所を求めて国外に脱出した人々だ。欧州連合(EU)では人権擁護の基本理念の下、移民・難民問題への対応を迅速化するため、加盟国間だけでなく対外的にも各国との協力関係を強化している。 難民危機に際して「今こそEUにもっと結束を」―ユンカー委員長 「これは通常の事態ではない。EUが直面するこの問題について本音で話し合う時だ」、「われわれ欧州人は、欧州大陸に住むほぼ全ての人がかつて難民であったことを忘れるべきではない」、「埠頭に着こうとする船を押し戻し、難民収容施設に火を放ち、貧しく無力な人々を見て見ぬふりをするのは、欧州らしからぬことだ。欧州は、空腹で疲れ切った人々にパンを配る(ギリシャの)コス島のパン屋であり、(ドイツの)ミュンヘンやパッサウの駅に到着した難民に衣料を配る学生たちだ」 ジャン=クロード
※2017年9月24日ドイツ総選挙に関する記事はこちら:「ドイツ総選挙―日本の報道の傾向と課題」 難民・移民の流入が2015年だけで100万人に達したと言われるドイツ。かつて旧ユーゴスラヴィアから多くの難民を受け入れた経験があるとはいえ、その倍以上の受け入れは決して容易ではないはずです。なぜ、ドイツはそれでも難民受け入れの意志を貫くのか、その歴史的背景や政治的リーダーシップを支える市民社会について、研究者の久保山亮氏に聞きました。 ――ドイツは1950年代~70年代にかけてトルコなどから移民労働者(ガストアルバイター)を多く受け入れたものの、社会統合に失敗したとよく言われますが、実態はどうだったのでしょうか? まず誤解を招かないように申し上げると、日本では「ドイツでは移民労働者のほとんどが家族を呼び寄せ、そのまま定住した」と考える人が多いのですが、実際にドイツに残ったのは1,500万人のう
様々な形態のギャンブルを織り交ぜた映画、小説、TV番組は星の数ほどありますが、「事実は小説より奇なり」です。ギャンブルの歴史全体を見てみると、ギャンブルが単にエキサイティングな逸話の一部にとどまるものではないことがわかります。カジノやギャンブルに関する話には、ラスベガスのカジノや王族などの、普段お目にかかれないような人物が登場し、様々な人間模様を垣間見させてくれます。カジノを巡る話にはどんな事が起きても不思議ではありません。以下は、面白くて時間を忘れさせるような話、教訓となるような話、その他、いくつかのギャンブル関係の話を世界各地から集めたものです。ぜひご一読ください! (more…) Read More
人材育成のプロが組織の成長に伴走します。生成AIを活用した各種機能、MBA基礎〜DXなど最新知識まで測定もできるeラーニングも用意。 詳細を見る 「愛の値段はいくらでしょうか?」 本書の第一章には、こんな問いかけが出てくる。『定量分析の教科書』というタイトルからは、さまざまな数式やフレームワークを駆使して、膨大な数値データから何か意味のある解釈を引き出すスキルを学べる本という印象を持つ人が多いだろう。確かにそういう面もあるのだが、本書のキモは「目の前にあるデータをどう分析し、解釈するか」よりもむしろ、「一見、数値や関数では表せなさそうなものごとを、どう定量化するか」にある。 小学校のクラス人数を少なくすると、成績にどう影響するか。 何月に生まれるかと、大人になっての成功とは関係があるか。 「成功したら幸せになる」って、本当か。 恋愛で、後悔しない『運命の人』に出会うにはどうしたらいいか 冒
Source: PBS NEWSHOUR デンマークでは13日に、Soren Pind法務移民大臣が提出した移民に関して波紋を呼んでいる法案が13日に成立した。それは、「移民への社会保証を含む支援に必要な資金を移民に負担してもらう法案」である。具体的にいえば、結婚指輪、婚約指輪、時計や携帯電話を除く300ユーロ以上の価値がある貴重品が没収の対象となる。 デンマークの移民数の増加 デンマークに入植を希望する移民は年々増加傾向にある。2013年に7,557 人であった移民の数は2014年には14,815人まで増加、2015年はそれをはるかに上回る勢いである。隣国のスウェーデン、ノルウェー、オランダなどの社会福祉国家と同様に、デンマークは移民保護制度の負担による財政破綻の危機を迎えている。ロイターによれば国連難民高等弁務事務所と国際移住機関の調べでは2015年に欧州に流入した難民と移民が100万
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く