米シカゴのギャラリーで行われているアーティスト、ティロック・ムーアさんの展覧会で、白人警官に射殺された黒人青年、マイケル・ブラウンさんの殺害現場を再現した展示(2015年7月15日撮影)。(c)AFP/MIRA OBERMAN 【7月17日 AFP】昨年8月に米ミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で白人警官に射殺された黒人青年、マイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(当時18)。遺体の等身大の複製を展示している米シカゴ(Chicago)のギャラリーに対し、ブラウンさんの父親が即時撤去を求めている。 ギャラリーのオーナーは、芸術を通して米国の人種差別と闘う展示だと主張しているが、ブラウンさんの父親は、白人の特権と人種差別に関する展示の一部としてこの作品を制作した白人アーティストは行きすぎだという批判の先鋒に立っている。 警察の立ち入り禁止テープに囲まれ