米国株暗黒期を振り返る ITバブルと呼ばれる2000年のハイテク株高の後遺症 リーマンショックに象徴される金融株高の後遺症 それでも米国株を私は選ぶ 米国株暗黒期を振り返る 米国株は基本的には右肩上がり、株式指数に連動するETFを買っておけば必ず上がる。そういう論調が米国株を扱うブログではよく見られます。かくいう私も基本的にはそう思っています。 しかし、ここまで米国株ブログが増えてきますと違う角度から考えてみたくなります。まず、下のチャートを見てみてください。 2000年4月から2010年4月までのSPYのチャートです。SPYはS&P500をベンチマークにしたETFです。数あるS&P500指数連動ETFでは、最も高い流動性と歴史を誇り、運用総額はおよそ30兆円にもなります。これは世界で運用されるETFの中でトップです。 いわば、米国でもっともメジャーであり、もっとも売買されるETFのうちの