議会(定数6)を廃止し、有権者が村政を直接審議する「町村総会」の設置を検討している高知県大川村で12日、6月議会が開会し、和田 知士 ( かずひと ) 村長が、総会の検討方針を正式に表明した。 町村総会は、地方自治法で、町村が議会の代わりに置けると定められた制度。同村議会では議員のなり手不足から2013、14年にも検討されたが、結論は出ず、今年5月、村議会が3度目の検討を始め、12月20日までに報告をまとめる予定。 和田村長は4月、村職員に町村総会が設置された場合の村政への影響などを調べるよう指示していた。