2013年8月27日のブックマーク (4件)

  • 第10回 嫉妬する女の子 Miss Envy - 女の子よ銃を取れ Girls Just Want to Have Guns

    今の自分よりも、素敵な自分になりたい。その気持ちは来、前向きで楽しいもののはずだと思います。けれど、私はときどき、そう思う気持ちに暗い影が落ちてくるような感覚を味わうことがあります。 その暗い影の正体は、嫉妬の感情です。 女同士の嫉妬というと、一般的には非常に闘争的なものをイメージされやすいですが、実際に日常的に私が感じる嫉妬の感覚は、そのイメージとはかなり異なっています。 嫉妬を感じる場面は、大きくわけると三つです。 まず一つ目は、センスの良さを目のあたりにしたとき。自分と同じような生活圏内で、同じようなお店を見て、同じようなところで服を買っているはずなのに、やたらと素敵な人を見たときに、嫉妬を感じます。「どうしてそんなに的確に、似合うものを選べるの?」と思いますし、「なぜ彼女にはできて、私にはそれができないのだろう」と思います。ファストファッションの服を着ていても、それがハイブランド

    ryryoo22
    ryryoo22 2013/08/27
  • 女の子よ銃を取れ Girls Just Want to Have Guns

    自分らしくいたい、と思って日々過ごしている女性が、心をくじかれ揺れる瞬間があります。それは「男の世界」に出ていったときです。 古風な例で言えば、「女なんだから、化粧ぐらいするのが社会人として常識だろう」という考え方があります。男がスーツを着、ネクタイを締めるのが社会人としての常識なら、女は化粧をし、スーツに準ずるきちんとした服装をすべきだというものです。 そういう社会的な礼儀として、場所によってある程度要求されるものがあるのは理解できますが、これが「女らしさ」を要求するものになってくると、抵抗を感じる女性は多いのではないかと思います。 「職場の華だから」「女のコがいない飲み会は寂しいから」などの理由で「女」という役割を求められて、「女」ではない「自分」はいったいどこにいるのか? と、まるで自分自身が「女」と「自分」に乖離してしまったかのような気持ちになる女性もいるのではないでしょうか。 も

    ryryoo22
    ryryoo22 2013/08/27
  • 第一回 主役になれない女の子 ― 女の子よ銃を取れ Girls Just Want to Have Guns

    女にとって、外見とはいったいなんなのでしょうか。 昔、『ビューティー・コロシアム』というテレビ番組がありました。ときどき特番で放送されることがあるので、ご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。 『ビューティー・コロシアム』は、いわゆる変身番組です。世間一般的に「ひどい容貌」の女性が、「キレイになりたい」という望みを叶えるために自ら応募してきて、整形、エステ、ヘアメイク、ファッション、すべてにおいて改造・変身が行われます。 応募者には、妖怪じみたひどいキャッチコピーがつけられますし、変身前はノーメイクの姿を醜く見せるライティングで撮影されます。こうした応募者を見世物のように扱う悪趣味な演出も気になりますが、私はこの番組で、それ以上に気になる点がふたつあります。 ひとつは、変身前の応募者に、司会者の和田アキ子さんが心のあり方を説くことです。 「あなた、テレビに出るのにそのサンダルにジャ

    ryryoo22
    ryryoo22 2013/08/27
  • 第12回 もう若くはない女の子 Miss Forever Teenager - 女の子よ銃を取れ Girls Just Want to Have Guns

    「女子」という言葉があります。いつの間にか、「女子会」や「○○女子」など、さまざまな場面で気軽に使われるようになった言葉です。この「女子」という言葉が流行り始めてから、ずっと言われていることがあります。「何歳まで、『女子』とか言ってるつもり?」「大の大人が『女子』なんて、図々しいし見苦しい」 実は「女子」という言葉は、辞書にもある通り、少女のみを指す言葉ではなく、女性一般を指す言葉でもあります。ですから、このような非難はそもそも的外れだと言えます。 しかし、一般的に「女子」が少女を指す言葉だという認識があるとしても、それを使う女性に対する批判は、かなり意地の悪い視線を伴っていると感じます。 女性が「女子」という言葉を使うときに、嘲笑混じりの批判を受けるのは、批判する側に「女は若いほうが価値が高い」という認識があるからではないでしょうか。そうでなければ「女子」を自称することに対し「図々しい」

    ryryoo22
    ryryoo22 2013/08/27
    第12回感動した。ネットで読んだ文章の中で一番好きかも。