VHSテープをテーマにしたドキュメンタリー映画『VHSテープを巻きもどせ!』が、7月26日から東京・渋谷のアップリンクほかで公開される。 同作は、旧日本ビクター社が1976年に開発したビデオ規格で、家庭用ビデオ方式のスタンダードとして長く使用されてきたVHSテープを新たな視点で見つめ直す作品。DVDやBlu-rayの出現によって消えゆくメディアであるVHSの功績を、様々な関係者の証言から紐解く。 出演者には、映画監督のアトム・エゴヤン、フランク・ヘネンロッター、ジェイソン・アイズナー、押井守や、多くのカルト映画を製作している映画製作会社「トロマ・エンターテインメント」代表のロイド・カウフマンをはじめ、カサンドラ・ピーターソン、高橋洋、千葉善紀、加藤和夫、藤木TDC、中原翔子、いまおかしんじ、バクシーシ山下らが名を連ねている。劇中では、家にビデオデッキがやってきた日の興奮や、テープをデッキに