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ブックマーク / www.kadokawa.co.jp (4)

  • 日本古典と感染症

    医学や科学が現代よりも発達していなかったころ、人々は未知の感染症をどのようにとらえたか。感染症はいかにして広がり、そしてその困難の中、人はどのように希望を見出していったのか。『万葉集』に残る天然痘の挽歌、『源氏物語』に描かれるマラリア、『方丈記』養和の飢饉、『徒然草』などが描く流言蜚語、江戸時代の三密回避「疱瘡遠慮」、夏目漱石と腸チフスほか。約1300年間の記録をたどり感染症の地平を見わたす書き下ろし論集。 感染症で繋げる日文学の歴史   ロバート キャンベル 『万葉集』と天平の天然痘大流行   品田悦一 平安時代物語・日記文学と感染症 虚構による「神業」の昇華   岡田貴憲 『方丈記』「養和の飢饉」に見る疫病と祈り   木下華子 神々の胸ぐらを掴んで 感染症と荒ぶる禅僧のイメージ   ディディエ・ダヴァン 流言蜚語と古典文学 鬼・髪切虫・大地震   川平敏文 中世の文芸と感染症   海

    日本古典と感染症
  • 漢文脈と近代日本

    政治と学問、隠逸と感傷を軸とする漢文脈は、幕末の志士や、漱石・鴎外をはじめとする明治知識人たちの思考と感情の支えとなった。一方、機能化された訓読体は、文明開化のメディアとなり、新しい「文学」への道を用意する。漢文は言文一致で衰えたのか、いまなお日文化の底に流れているのか――。大げさで古くさい文体でもなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。 政治と学問、隠逸と感傷を軸とする漢文脈は、幕末の志士や、漱石・鴎外をはじめとする明治知識人たちの思考と感情の支えとなった。一方、機能化された訓読体は、文明開化のメディアとなり、新しい「文学」への道を用意する。漢文は言文一致で衰えたのか、いまなお日文化の底に流れているのか――。大げさで古くさい文体でもなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。

    漢文脈と近代日本
  • KADOKAWA Corporation

    ウェブサイトは株式会社KADOKAWAの情報を発信する、臨時のグループ ポータルサイトです。 2024年6月8日(土)未明に発生したシステム障害により、KADOKAWAグループ ポータルサイト(https://group.kadokawa.co.jp/)をはじめ、当社グループの複数のウェブサイトが利用できない事象が発生しております。これまでの経緯、現在の状況、今後の対応については、こちらをご覧ください。 現在システムの保護と復旧に向けて対応を進めておりますが、復旧までの期間、当社の企業情報につきましては、ウェブサイトにて発信を行っていきます。 復旧次第、来のグループ ポータルサイトでの情報発信に切り替えます。 このたびは多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。 This website is a temporary Group portal site of KADO

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  • 独裁の政治思想

    第一章 独裁の概念 まえがき 一 カール・シュミットの具体的例外性 二 ラスウェルの権力集中 三 コバンとノイマン 四 ローマの独裁―古典的独裁から僭主的独裁へ― 五 ギリシアの僭主制 むすび 附 独裁の分類 第二章 独裁の政治思想 まえがき 一 指導の正当化 二 公敵との闘争 三 法則の支配 四 法則の執行―終末論 第三章 マルクス・レーニン主義の革命独裁理論 一 マルクスのプロレタリアート独裁理論 二 プロレタリアート独裁の政治機構 三 マルクスにおけるプロレタリアート独裁理論の前提 四 レーニンのプロレタリアート独裁理論 第四章 マルクス革命・独裁理論の修正――マルクス主義と大衆意識―― 一 ニュルンベルク綱領とアイゼナハッハ綱領 二 アイゼナッハ綱領のラッサ―ル主義とブルジョワ民主主義 三 ゴータ綱領 四 社会主義弾圧法 第五章 レーニン、スターリンにおけるプロレタリアート独裁理論

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