両親にのこぎりで切り付けたとして、大阪府警守口署は23日、殺人未遂の疑いで大阪市鶴見区の会社員の男(37)を現行犯逮捕した。「親が別の人間に入れ替わっている。いずれ自分もやられると思った」と意味不明なことを話しているという。 逮捕容疑は、23日午前4時ごろ、大阪府守口市の住宅で、この家に住む父親(70)と母親(67)の脚や頭部に刃渡り約20センチののこぎりで切り付けた疑い。 守口署によると、男は5分後に自ら119番した。2人は命に別条はないという。男は数日前から両親と同居状態だったとみられる。
精神医療が世の中を変えて、世の中が精神医療を変えていく。 そういう視点で、精神医療と世の中の相互作用を眺めていると、つい、ブロガーっぽいことを考えたくなる。 1.昔の精神医療には「狂気」しか無かった。 「発達障害」も「社交不安性障害」も「境界性パーソナリティ障害」も昔は存在していなかった。今日ではよく知られている心の病気が出揃ったのは、20世紀になってからのことだ。 十八世紀には、たったひとつしか心の病気が存在しなかった。狂気 insanity である。狂気という診断が意味していたのは、今日の臨床家が精神病という語で意味しているもの、あるいは口語的に「狂った crazy 」と言われているものだった。「狂気」とは、多くの場合妄想や幻覚を伴ったり、重いメランコリ―や高揚状態を伴うなど、患者が現実となんらかのかたちで接触を失っている状態のことを意味していた。 (中略) 狂気というひとつの病気だけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く