公開日 2014年03月16日 22:32, 更新日 2014年03月16日 22:32, 無料記事 / 政治・国際関係 編集部注:本記事は翻訳家・平井和也氏の寄稿。同氏は、人文科学・社会科学分野の日英・英日翻訳をおこなっている。 ウクライナ情勢を巡って欧米各国、ロシア、ウクライナ、クリミアがそれぞれの立場から主張を繰り広げている中で、米NBCニュースの報道で興味深い事実が明らかになったので、以下にご紹介したい。 ロシアに否定的な米国人 今月5日から9日にかけて行われたNBCニュースと『ウォール・ストリート・ジャーナル』の最新の共同世論調査によると、米国人の72%がロシアを敵対国だと考えていることが明らかになった。さらに、米国人の63%がロシアのプーチン大統領に対して否定的な意見を持っていることがわかった。プーチン大統領に対して肯定的な意見を持っている米国人はわずか5%しかいなかった。 今