影響を受けたデザインの本、オススメのデザインの本は何かと聞かれた時、エイドリアン・フォーティの「欲望のオブジェ―デザインと社会 1750‐1980」という本をあげている。 しかし、残念ながら、この本は現在は絶版なのだ(前に紹介したら、3000円が30000円に跳ね上がった)。 「欲望のオブジェ」は、エイドリアン・フォーティが、18世紀から20世紀の、デザイン史を「産業の視点から」まとめた本だ。この本はデザインの造形や美術側面を一切語らない。ツールとして、欲望の生産装置、説明装置として、デザインがどのように資本主義に用いられ、進化してきたかを論じている。(日本のデザイン教育が、あまり教えてくれないタイプのデザイン史だ)。 すごくいい本で布教をしたいので、自分なりに要約してみた(要約は表現を気をつければ、著作権的にOKらしい)。これをきっかけに、この本がまた注目をあび、「欲望のオブジェ」が再販