■バーチャロンのデバッグ ドワンゴは SEGA のドリームキャストソフト、バーチャロンオラトリオタングラムの通信部分を担っていた。 ドリームキャストの通信機能を使って全国のプレーヤーが自宅に居ながらバーチャロンの対戦ができる画期的システムだった。 対戦相手を見つけるゲームロビーがあり、部屋を作って対戦相手を待つ。対戦相手が見つかったらゲームが起動され KDDI の専用回線を通して通信対戦が行われた。 当時のインターネット回戦では通信ラグが大きかったため、電話回線を使って専用回線にダイヤルアップしていたのである。 自分は当時、入ったばっかりだったので主にデバッグ作業の手伝いをしていた。 学生時代にゲームデバッグのアルバイトをしていた経験が活き、際どいタイミングでしか発生しないバグの再現や、普通こんな行動しないだろってパターンをしらみつぶしに調べあげた。 バグを見つけたらバグ報告シート(紙)に
「技術の無駄遣い」が一堂に――。4月26、27両日に千葉・幕張メッセで開かれる「ニコニコ超会議3」で展示される「作ってみた」作品などが5日、東京・銀座のドワンゴオフィスでメディア向けに披露された。 「はい、パンツ飛びますよー」 展示用会議室に声が響くと、パンツ状の物体がぱたぱたと羽ばたきながら部屋の中を飛び始めた。飛ばしているのは、SF作家の野尻抱介さん。すぐれたSF作品に贈られる「星雲賞」を過去7回受賞している。パンツはしま模様と水玉で、天井付近を優雅に旋回して床に落ちた。正体は、ゴムを動力にしたオーニソプター(羽ばたき飛行機)の羽根をパンツ型にしたものだ。発想の原点は、アニメ「そらのおとしもの」で、数千ものパンツが鳥の群れのように空を舞うシーン。それを見た野尻さんがオーニソプターの技術を応用して自作してしまった。 「アニメ会社が、頼まれもしないのに無駄に頑張って作ったシーンに感動した」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く