『人生はシネマティック!』紹介のTV番組より。ビル・ナイはスター俳優役で出演(写真:Shutterstock/アフロ) 今週末に公開が始まる『人生はシネマティック!』は、あの「ダンケルクの戦い」を映画に仕立てようとした人々の奮闘を描く感動作。映画愛にも溢れ、マスコミの間でもひじょうに評判が高いイギリス映画だ(本当にすばらしい。心からオススメしたい作品です!)。 レビューや作品紹介を書きながら、ふと疑問に思うことがある。この映画に限らないが、女性を主人公にした作品で時々感じることだ。 『人生はシネマティック!』のチラシなどに記されている公式の紹介文はこうだ。 執筆経験ゼロの女性脚本家が魅力的な仲間とともに最高の1本を完成させる! 出典:『人生はシネマティック!』公式ホームページより まさにそのとおりの説明である。1940年のロンドンで、政府のコピーライター部で秘書をしていたカトリンが、映画の