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2016年4月8日のブックマーク (2件)

  • OTP(ワンタイムパスワード、2要素認証)とタイミング攻撃

    (Last Updated On: 2018年8月18日)今すぐできる、Webサイトへの2要素認証導入と2要素認証のTOTPとHOTP、どちらがより安全か?で紹介したGoogleAuthenticatorですが、ソースコードを確認ところタイミング攻撃に脆弱でした。Pull Requestを後で送る予定ですが、利用される場合は脆弱性を修正してから使ってください。 タイミング攻撃とは? タイミング攻撃とは、発熱、ノイズ、時間差、データサイズ(特に圧縮)などの副作用を用いたサイドサイチャネル攻撃の一種です。アルゴリズムなどの脆弱性を直接攻撃するのではなく、時間差などを統計的に処理することにより目的を達成(攻撃)することができます。 タイミング攻撃ではレスポンス時間の微妙な長さの違いを統計的に処理し、目的の秘密情報を盗み取ります。OTPでは数字しか使っておらず、桁数も6桁しかありません。脆弱な場合

    OTP(ワンタイムパスワード、2要素認証)とタイミング攻撃
  • PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになります

    (Last Updated On: 2021年3月25日) PHP 5.6からタイミング攻撃に対する対策が導入されます。メジャーなアプリケーションはタイミング攻撃対策が導入されていますが、PHP 5.6から簡単に対策できるようになります。 タイミングセーフな文字列比較関数はhash_equalsとして実装されました。 http://php.net/manual/es/function.hash-equals.php タイミング攻撃とは タイミング攻撃とは、コンピュータが動作する時間の違いを測って攻撃する、サイドチャネル攻撃(副作用攻撃)と呼ばれる攻撃手法の1つです。HTTPSの圧縮の副作用を利用したサイドチャネル攻撃が有名です。 コンピュータの動作時間、温度、音、電子ノイズ、電力使用量など、アルゴリズム自体の脆弱性を攻撃するのではなく副産物を利用する攻撃方法でサイドチャネル攻撃の一種です。

    PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになります