[演劇] ピーター・ブルック『ザ・スーツ』 渋谷・パルコ劇場 (写真右は、ヒロインの美しい妻マチルダを演じるノンランラ・ケズワNonhlanhla Kheswa、彼女は南アフリカ出身のシンガーで、張りのある美しい声と可愛らしい笑顔が印象的だ、これは、逃げた恋人が置き去りにしたスーツに自分の片手を通し、抱き合うシーン。下は舞台写真。ほとんど装置はないのだが、縦・横の直線からなるさまざまな「枠」が空間を自在に切り取っていて、そこに人の動きが加わるので、空間が音楽のように開示される) ブルックの実演を観るのは『ハムレット』『魔笛』についで三作目だが、シンプルで、スタイリッシュで、美しい舞台は、今回も同じだった。『ザ・スーツ』は1950年代の南アフリカが舞台で、浮気した妻に対する夫のイジメが独特で、国家全体の黒人差別が転化したものであるという、重く苦しいテーマなのだが、その抑圧が、音楽の力も借りて
「ひですの経」、米で発見 江戸初期に長崎で印刷2009年9月17日16時47分 「ひですの経」の表紙。左側に「御出世以来千六百十一年」の文字 江戸時代の初期、イエズス会が長崎で印刷した「ひですの経」が米ハーバード大の図書館で見つかった。20世紀初頭にドイツの古書店の目録に掲載され存在は知られていたが、その後、行方がわからなかった。徳川幕府の弾圧下で作られて400年、流転の末にようやく内容が明らかになった。 見つけたのは日本大講師の折井善果さん。日本とスペインの交流史を専門とする折井さんは、日本関係の書籍・美術品の収集家として知られるE・G・スティルマン(1881〜1949)の蔵書を調べていて、「1611年」という古い本に気づいた。これが「ひですの経」だった。縦27.9センチ、横19.3センチで美濃紙に刷られていた。欧文書を所蔵する図書館の蔵書だったため、日本の研究者の目が届かなかったらしい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く