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ブックマーク / natrom.hatenablog.com (60)

  • ナイチンゲール曰く、「ホメオパシー療法は根本的な改善をもたらした」 - NATROMのブログ

    ホメオパシーは「同種療法」とも訳され、さまざまな物質を限りなく薄く希釈することで治療効果が得られるとされている代替療法の一種である。ホメオパシーで処方される「丸薬」は、原料の物質を1分子も残っていないほど希釈したのちに乳糖もしくは蔗糖にしみ込ませて作られる。通常の薬理学的見地からは、ただの「砂糖玉」と変わらない。臨床的にも効果はプラセボと変わらない。そんなわけでホメオパシーは「由緒正しいニセ科学」とみなされている。 さて、とあるブログ経由で、ナイチンゲールがホメオパシーに言及していることを知った。なんでも、「ホメオパチー療法は素人女性の素人療法に根的な改善をもたらした」のだそうだ。「この用薬法はまことによく出来て」いるともある(強調は引用者)。ナイチンゲールがホメオパシーについて言及した"Notes on Nursing: What it Is and What it Is Not"(看

    ナイチンゲール曰く、「ホメオパシー療法は根本的な改善をもたらした」 - NATROMのブログ
    saitamanodoruji
    saitamanodoruji 2009/08/11
    "ナイチンゲールは、素人判断で薬を使わせたら危なっかしいので、薬を与えたがる素人女性にはただの砂糖玉でも与えさせておけと言っているわけだ。"its rules are excellent(その用薬法はまことに良く出来ており)"と
  • ホメオパシージャパンが販売する波動機器 クォンタム・ゼイロイド - NATROMのブログ

    「水からの伝言」が波動ビジネスと結びついていると、しばしば指摘されている*1。「ありがとう」という言葉で水の結晶が美しくなるという、非科学的ではあるが一見無害な主張は、実のところ、動作原理が不明で高価な波動測定機器を売りつける意図が隠されているのだろう。ホメオパシーについても、「希釈によって物質そのものは無くなっても、波動が水に転写されるのだ」などと、波動による説明がなされることがある。案の定というか、ホメオパシー・ジャパンが波動測定器を販売しているので紹介する。 ■Quantum Xrroid-SCIO / クォンタム・ゼイロイド【スキオ】*2(ホメオパシージャパン株式会社) 弱冠18歳でアポロ13号帰還の立役者となった天才科学者ビルネルソン(ウィリアムネルソン)博士(由井学長恩師)開発のクォンタムゼイロイドは、他に類をみない世界最先端のエネルギー測定修正システムです。療法関連において世

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  • 喫煙所が目の前にあるのに - NATROMのブログ

    何度か入退院を繰り返している友人から聞いた話なのだが、病院の喫煙所が廃止されて施設内全面禁煙になるという噂が流れたとき、喫煙者の有志が吸殻拾いをやったとか。マナーの悪い喫煙者のせいで喫煙所が廃止されてはたまらんというのが動機。その甲斐があったのかどうかはわからないが、今のところは喫煙所は健在であるのは、前回紹介した通り。ちなみにその友人は喫煙者。腸疾患で経口摂取ができず、1日数のタバコを楽しみにしている患者さんの話もその友人から聞いた。 吸殻拾いの話からもわかるように、マナーを守らず、禁煙であるはずの場所で喫煙する不届き者は一定の割合でいる。これが、敷地内禁煙で、でもニコチン依存でどうしようもなく、我慢できずに隠れて吸ってしまうというのなら理解できる。しかし、喫煙所が目の前にあるのに、わざわざ禁煙の場所で堂々とタバコを吸っている人の存在は、私には理解し難い。出入り口近くのベンチで、人通り

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  • はてなダイエットで5kgの減量に成功した - NATROMのブログ

    約1年前にはじめた、■はてなダイエットの成果を報告する。要はグラフ化体重日記の緩いやつで、 最低でも1週間に一回は体重を測る。 はてなグラフに記録し、はてな日記のサイドバーで公表する。 更新をさぼっていることを指摘した人には1000円プレゼント。 これだけ。私の場合、規則的な体重測定の習慣さえつけば体重は減るであろうという目論見があった。来のグラフ化体重日記は、1日に数回の体重測定を行うのだが、目標設定を緩めにしたほうが、持続可能性が高いという判断もあり、週に1回でよいとした。原則的に就寝前の体重を記録した。1年間継続して、結果はこんな感じ。 NATROMの体重2008年5月から2009年5月まで ダイエット開始前の体重は75kg前後だったのが、1年後には70kg前後。1年間で5kgの減量。成功といっていいだろう。運動は特にしていない。事も特に変えていない。間は減った。「体重が減らな

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  • 眼鏡っ娘で物理に強くなる - NATROMのブログ

    鈴木みその「マンガ 物理に強くなる」(ブルーバックス 関口知彦・原作)がいい。何がいいって、特に眼鏡っ娘が。 運動方程式の凄さを力説するメガネっ娘。 この、実に楽しそうに運動方程式の解説をする女子高生が教師役。生徒役は、物理で赤点だと補習のため地区予選に参加できなくなってしまう野球部員。知り合うきっかけはファールボール。 再構成を忘れたわけではなく野球ボールで破壊された。 そんなわけで、眼鏡っ娘による個人授業がはじまる。高校物理の力学で、慣性の法則、「速度」と「加速度」、作用反作用の法則とか。それはそうと、楽しそう。 知り合った当日に自転車二人乗り。ありえないだろ、物理的に考えて。 作用反作用。背景は点描。 科学の美しさを語る眼鏡っ娘。「女性科学者」という位置づけのキャラクターはわりといるけれども、科学の美しさを語るキャラってのは珍しいのではないか。 この角度。夕日に映えるシルエット。印象

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  • 私の個人情報が流出したようです - NATROMのブログ

    mixiでずいぶんと病腎移植について議論を続けていたのだが、その議論相手に私の個人情報が漏れたらしい。トライさんの日記より。 ヘタレ医師Nの個人情報*1 私が個人情報を出していない理由の一つは、インチキ医療やらを批判するものだから、業者や信者から嫌がらせを受ける可能性があるからだ。法的に対応すれば勝てるだろうが、手間を取られる。私の意見に反論があるのなら、コメント欄は開かれているのだから、直接反論すればよろしいのだが、言論で反論できない連中からは何をされるかわからない。まあ、今回は、病腎移植関係だからそんなに常識をわきまえない人はいないだろう。 トライさんの連投*2 だめじゃん。荒らされたのは私のマイミクの日記。こういう荒らしを行う人物が個人情報を握っているのが問題なのだ。病腎移植推進者(万波擁護者)の一部からにみれば、私は「医師としての総合的な判断力の欠如が特に顕著に現れて」おり、「医師

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  • 「水からの伝言」は科学を自称していないから疑似科学ではない? - NATROMのブログ

    疑似科学(ニセ科学)は「科学であるように見せかけていながら、科学ではないもの」をいう。血液型性格診断、マイナスイオン、水からの伝言、ゲーム脳、EM菌などが、疑似科学の例として挙げられることが多い。疑似科学に対してさまざまな批判がなされているが、この疑似科学批判に対してさらに批判がなされることがある。いわゆる疑似科学批判批判である。疑似科学批判の中に不適切なものや行き過ぎたものもあるだろう。そういうものに対する批判は別にかまわない。ただ、疑似科学批判批判には的外れなものが多いように私には思われる。たとえば、こんな具合。 ■詭弁者(Interdisciplinary)のコメント欄のtittonさんの発言より > 「なぜ水伝は擬似科学では無いか」もよろしく。 だから水伝は(少なくとも最近の水伝は)科学を自称していない。科学でないと明言さえしている。科学を自称していないものを疑似科学と呼ぶなら宗教

  • 長門で学ぶビタミンB1発見史 - NATROMのブログ

    ■やる夫で学ぶ脚気論争では、高木兼寛と森林太郎の論争を通じて、事の改善が脚気を予防しうることを学んだ。しかし、蛋白質不足/炭水化物過剰が脚気の原因であるとする高木の仮説は、現在の知識から考えると不正確である。定説の脚気ビタミンB1欠乏説の成り立ちを知ることは、科学がどのように進歩するのかを理解するのに役に立つだろう。 19世紀末は、結核菌、コレラ菌などが次々と発見された細菌学の勝利の時代だった。エイクマン(Eijkman)も、細菌学の開祖とされるコッホの研究室で細菌学を学んだ。当時、脚気も細菌によるものであると考えられ、オランダの脚気調査チームも脚気菌を発見したと報告した。エイクマンは、バタビア(インドネシア)の研究所で、脚気菌の研究を引き継いだが、困ったことに追試は成功しなかった。 でも1889年になって無視出来ないイレギュラー因子がエイクマンの周囲に現れた。それが、脚気様症状が出現し

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  • おもしろそうだから人体実験してみた - NATROMのブログ

    脚気に関する論文をひもといていると、けっこう人体実験がなされている。昔のことだから、おおらか。二つほど紹介しよう(いずれも引用文中の強調は引用者による)。まず、ビタミン50年記念事業会発行の「ビタミン研究五十年」の大森憲太「近代の脚気原因研究のあゆみ」より。このが発行されたのが昭和36年(1961年)。鈴木梅太郎のオリザニンの発見が明治43年(1910年)なので、それから約50年目。「米糠で脚気が治るなら小便でも治る」と鈴木梅太郎が揶揄された逸話からわかるように、1910年代の日ではまだ微量栄養素の不足によって脚気が起こるという説は受け入れられていなかった。ビタミンB不足が脚気の原因か否かで激しい論争が起こるのだが、大森憲太(のちに慶応大学教授)が脚気ビタミン欠乏説支持の最右翼であった。約50年経って、「あのころは大変だったねえ」的な感じで書かれたのが「ビタミン研究五十年」という。ま

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  • 化学物質過敏症トピの頑張るトピ主 - NATROMのブログ

    化学物質過敏症の疾患概念を支持する人たちもいろいろである。「数としては多くはないが、微量の化学物質に反応する人たちが存在することは否定できない」とする立場から、ホメオパシーやNAET、気功などの代替療法どっぷりの立場まで。前者から見たら、後者は化学物質過敏症の疾患概念までトンデモとみなされる原因をつくる迷惑な人であり、一方で、後者から見たら、前者は一部の患者以外は精神病と決め付ける人なわけである。こういう人たちをまとめあげるのは大変であろうなあ。というわけで、ヤフー掲示板の■化学物質過敏症 知ってね☆ うぉーく 11/2から。トピ主のaoi_azuma_tokyoさんは比較的まともな人で、化学物質過敏症を周知させるために頑張っている。トピ主さんの努力が見所。まず、こんな書き込みが。 投稿者 : sekainonabeatsu_dayo No.7 化学物質化敏症は治せますよ NAET JAP

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  • 偽科学発見テスト〜腸内造血説より - NATROMのブログ

    ■偽科学発見テスト(finalventの日記)において、Wikipediaの脚気の項目に偽科学的な説明が含まれている可能性が高いと指摘されている。正直、私はWikipediaの記述のどこに問題があるのか分からず、finalventさんの回答を心待ちにしている。finalventさんのテストはあまりにもレベル高すぎなので、もうちょっと簡単なバージョンを作ってみた。 追記:※念のため。腸内造血説は完全にニセ医学です。そのことを踏まえて、あえて腸内造血説をもっともらしく擁護してみせたのがこの記事です。 問題:以下の文章には偽科学的説明が含まれる。科学的説明の逸脱とその理由を説明しなさい。 ■骨髄 - Wikipedia 骨髄は血液に富み、あらゆる血球系細胞(赤血球、白血球、リンパ球、血小板のもとになる巨核球など)に分化できる造血幹細胞が存在する。マウスにおいては一個の造血幹細胞を移植することによ

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  • やる夫で学ぶ脚気論争 - NATROMのブログ

    脚気は米を主とする日や東南アジアに多発した病気で、定説ではビタミンB1の欠乏が原因とされる。ところがカビ毒が原因であるという異説もあり、調べ始めたらこれが面白い。そのうちブログに書くが、とりあえずは定説の成り立ちを理解していないと面白さがわからない。そこでまずは定説を解説してみた。教科書的に書いても良かったのだが、面白く読んでもらおうと思ったらこうなった。 ____ /\  /\     海軍軍医高木兼寛だお! /( ●)  (●)\   日の軍隊は脚気が多すぎるお! / :::::⌒(__人__)⌒:::::\  英国留学帰りの私が |     |r┬-|       |  日のために脚気を根絶させるお! \     ` ー'´     / 高木 兼寛(1849年〜1920年) ____ /⌒  ⌒\ /( ●)  (●)\   原因究明のため、まずは /::::::⌒(__人_

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  • 医師向けコミック 「がんばれ!猫山先生」 - NATROMのブログ

    がんばれ!山先生 (1) 日医事新報という医師向けの雑誌に連載されている4コママンガが異様に面白いのだが、このたび単行になったので即買いした。いわば「内輪ネタ」なので、普通の人が読んで面白いかどうかはわからない。 完全に医師目線 主人公は内科医の山先生だが、勤務医を辞めて開業した産婦人科医の奈良野シカオ先生の転落っぷりを紹介しよう。名前からして不吉。 産婦人科部長だった奈良野シカオ先生 開業準備中の奈良野先生は輝いていた 開業を考える山先生が相談に来た。 バイトで職員の給料を捻出。主訴がリアル。 言いたい放題の税理士さん 壊れ始めた 奈良野先生の転落と平行して、主人公の山先生の開業準備が描かれる。あとがきによると、作者の茨城保先生は、連載開始後しばらくして開業されたそうである。そのときの経験がマンガに反映されているのだろう。印税で職員の給料を捻出しているのかもしれない。「いつで

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  • 化学物質過敏症の女性に障害年金支給 - NATROMのブログ

    化学物質過敏症は、微量の「化学物質」に対してさまざまな臨床症状を引き起こすとされている疾患である。「とされている」としたのは、当に微量の化学物質によって症状が引き起こされているかどうか不明だからだ。原理的には盲検下で負荷テストを行えば証明可能であるはずだが、化学物質過敏症の患者がプラセボ(症状を誘発する「化学物質」なしのガス)によって症状が生じるという複数の報告がある。これは、化学物質過敏症とされる患者の一部は、「化学物質」の暴露ではなく、心理的要因によって症状が誘発されうることを示している。詳細については、■化学物質過敏症に関する覚え書きで述べた。さて、化学物質過敏症の女性が、「障害等級2級」と認定され、月額約6万6000円の障害基礎年金を受給できることになったというニュースが報道された。 ■化学物質過敏症:31歳女性に年金支給 障害2級と認定(毎日) 微量の化学物質に反応して体調を崩

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  • 安心な個人輸入代行業者 - NATROMのブログ

    では処方箋が必要な医薬品でも、自分自身で使用する場合に限り、個人で海外から輸入して使用できる。個人輸入を代行してくれる業者もあり、検索するといっぱい引っかかる。慎重に使わないと危ない薬も個人輸入代行業者が扱っていたりして驚愕する。日で入手困難な薬を医師の判断の元で使用したいときには便利であろうが、一般の人たちが自己判断で使用するのは危険だ。そんなときに安心なのがこのサイト。 ■株式会社ライフワン ドクターイシカワ日連絡事務所。バイアグラの個人輸入代行、レビトラ、シアリスなどアメリカより正規品のみを個人輸入代行致します*1 Dr.イシカワのアメリカの薬 なるほど、日米両国の医師免許を持つ医師が推薦しているなら安心ですね。ちなみにこの業者の扱っている商品はこんな感じです。 赤丸と矢印は引用者による 金運上昇18金ルチルクオーツブレスレットとか、世界一使いやすい金運黄金財布とかもイシカワ

  • 「たらい回し」と書くな - NATROMのブログ

    ■<患者たらい回し>自宅で早産の未熟児 7病院に断られ数日後に死亡(12月2日12時24分配信 毎日新聞) 札幌市の女性が自宅で早産した未熟児が昨年11月、七つの病院に「満床」などの理由で受け入れを断られ、119番通報から約1時間半後、新生児集中治療室(NICU)のない病院に運ばれ、数日後に死亡していたことが分かった。札幌市病院局の野崎清史経営管理部長は「結果的に亡くなられたことは残念。大変、申し訳ない」と陳謝し、受け入れ態勢に問題があったことを認めた。 市などによると、女性は昨年11月15日深夜、自宅で未熟児を早産し、未熟児は救急車で運ばれた。救急隊が病院を探したものの、NICUを備えた市立札幌病院、北大病院、札幌医大付属病院など5病院と、NICUのない2病院が「満床」「別の患者の治療中」などを理由に受け入れを断った。8カ所目の手稲渓仁会病院(同市手稲区)が受け入れるまでに約1時間半かか

    「たらい回し」と書くな - NATROMのブログ
    saitamanodoruji
    saitamanodoruji 2008/12/03
    コメント脱線中
  • この俺が日本に行ったとき奴らから面白いことを学んだ。病床利用率のコントロールだ。 - NATROMのブログ

    前回の記事に「病床利用率たったの5%か…、ゴミめ」とか、「ば、馬鹿な…病床利用率がどんどん上がっていく…90…95…100…」とかいうセルフブクマをつけようと思ったけど自重した。それはそれとして、id:rev-9さんのブクマコメにお返事。 rev-9 アホみたいな疑問かもしれませんが、100%オーバーって、「一ベッドに二人」か「ベッドのないところに患者さん」か、どっちかの現象が一時的に起きてるってことですか? 午前中に退院した人のベッドに午後に別の人を入院させると、その日に限り「一ベッドに二人」という計算になったはず。極端な話として、1床しかない医療機関に、1泊2日入院の患者さんを途切れなく入院させ続けてベッドを回転させると、病床利用率は200%となる。けれども、「午前退院・午後入院」ってのは激しく忙しくなるから、病棟の看護師さんから文句が出る。素人にはお勧めできない。 単純に病床利用率を

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  • 教育医事新聞にホメオパシージャパンの記事が載ったようです - NATROMのブログ

    ホメオパシー ジャパンのサイトより。 ■『教育医事新聞』2008/11/25 No.291に、とらこ先生のインタビュー記事「欧米では伝統、自己治癒力呼び覚ます ホメオパシー療法」が掲載されました。(2008/11/15)*1 (ホメオパシー ジャパン) 記事の内容は、主にホメオパシージャパン会長である由井寅子氏へのインタビュー。「欧米では伝統、自己治癒力呼び覚ます ホメオパシー療法」との見出し。ホメオパシーに懐疑的な記述は一切ない。記事は、「養護の先生がホメオパシーを学び、使うことで、多くの子どもたちが救われるでしょう」という由井寅子氏の言葉で終わる。 病気は「症状を出し切る」 薬は使わず砂糖玉をとる これがたとえば毎日新聞の記事だったら不思議はないのだが、「教育医事新聞」と名乗っているからには、医学の専門家も編集者にいるだろうに、どうしたことか。記事の下の方にホメオパシー出版の広告が載っ

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  • 患者の家族が病室で宴会してた - NATROMのブログ

    地方の中核病院で勤務していた頃のこと。ずいぶん前から意識のなかったあるご高齢の患者さんがいよいよ危ないため、病院に泊まりこんでいた。といっても、大往生といっていいくらいの年齢であり、ご家族も納得の上で、「蘇生処置はしない、自然に看取る」という方針で、することはあまりない。夜の9時ごろだったろうか、看護師に呼ばれて病室へ行った。すでに患者さんは個室に移っており、ご家族が15人ほどいた。部屋に入りきれず、部屋の外にあふれている。ここまでは別に珍しいことではない。 病室に入ると、見たことのないおっさんが「酸素の管が外れとる」と大声で言った。確かに鼻カニューレが外れている。テープ等で固定されているが、それでも外れることはある。別に大きな問題ではなく、看護師が戻せばいいだけの話だし、家族が戻したっていい。なぜわざわざ医師を呼ぶのか。おっさんは明らかに酔っ払っており、看護師は困惑顔。おそらく、おっさん

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  • ドラゴン曲線をプログラムの知識なしで書く方法(動画付き) - NATROMのブログ

    私が初めてドラゴン曲線を見たのは、マイケル・クライトンの■ジュラシック・パークだった。 マイクル・クライトン著、「ジュラシック・パーク(上)」、早川文庫より引用 一見したところカクカクした線の集合に過ぎず、何が特別なのかよく分からないだろう。イアン・マルカム(小説の登場人物の一人で数学者)の言うように、「そこに秘められた数学構造への手がかりはほとんど現われて」いないからだ。引用したのは「第一反復」であるが、章が進むにつれ、「分岐線が派生し」「細部がより鮮明に」なっていく。最終的にはこんな感じになる。上のとだいぶ違うように見えるかもしれないが、細部に注目。 ドラゴン曲線の一例 細部をみると全体の形と似ており、要するにフラクタル図形の一種である。一連のドラゴン曲線を比べてみると、比較的簡単なルールで細部が複雑になっていくのがわかった。私のような素人プログラマでも、ドラゴン曲線を描くプログラムを

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