2009年4月17日のブックマーク (2件)

  • 輸出は経済成長に貢献したか?−産業連関表を用いた分析 - himaginary’s diary

    11日エントリおよびそのコメント欄で、2003年以降の景気回復を輸出主導であると主張するならば、(クルーグマンを含む多くの経済学者が行なったような)純輸出をベースに論考するのは誤りである、ということを述べた。というのは、実質ベースの純輸出というものは交易条件の悪化を織り込んでおらず、交易条件の悪化を織り込んだ名目ベースの純輸出では経済成長への貢献度がゼロに近くなってしまうからである。 これは拙ブログで兼々主張してきたことの繰り返しであったが、同時に、経済成長が輸出に依存したこと自体を否定しているわけではなく、たとえば輸出の投資に与えた波及効果を産業連関分析で計測する、といった手法でその依存度合いを計測することはできるだろう、とも述べた。 上記コメントを書いたときは、漠然と産業連関表を駆使した格的な研究をイメージしていたが、良く考えてみれば、集計値ベースの大雑把な分析ならばそれほど手間を掛

    輸出は経済成長に貢献したか?−産業連関表を用いた分析 - himaginary’s diary
    saka-san
    saka-san 2009/04/17
    「2003年以降の景気回復を輸出主導であると主張するならば、純輸出をベースに論考するのは誤りである」という意味がここ最近の交易条件の悪化の議論でかなり分かってきていたが、このエントリーも分かりやすい
  • 中国GDPをめぐる混乱 | JBpress (ジェイビープレス)

    中国国家統計局が16日に発表した同国の1-3月期実質GDPは、前年同期比+6.1%という数字になった。記者会見した統計局スポークスマンによると、今回の需要項目別の寄与度は、消費が+4.3%ポイント、投資(固定資産投資と在庫投資)が+2.0%ポイント、純輸出が▲0.2%ポイント(ロイター)。 同日午前の東京市場では、日経平均株価が9000円を一時回復するなど、中国GDPが予想比上振れることへの期待感が背景とみられる値動きがあった。だが、統計発表後の市場の反応はネガティブ(それが材料出尽くし感によるものか、市場予想を上回らなかったことへの失望感によるものかは不明確)。ドル/円相場は円高方向に動き、99円割れ。株価は後場に上げ幅を急速に縮小し、一時は前日比マイナス圏になった。 中国のマクロ経済統計については、引き続き混乱がつきまといやすいように思われる。1-3月期の前年同期比+6.1%という数字

    中国GDPをめぐる混乱 | JBpress (ジェイビープレス)
    saka-san
    saka-san 2009/04/17
    中国の景気は製造業購買担当者景気指数(PMI)ではなく、人民元の対米ドル相場で判断