2010年1月6日のブックマーク (3件)

  • 産業政策とは何か(岩田規久男・飯田泰之『ゼミナール経済政策入門からのメモ)

    岩田・飯田『ゼミナール経済政策入門』は非常に便利な政策論の教科書である。上の小田切にも関連するし、これからしばしば産業政策や産業組織論の話題が今年は頻繁にこのブログでもでてきそうなので整理のためにほぼ引用的に書かせて頂く。皆さんはぜひお手元にこのをおかれたい。 産業政策とは何か? 「一国の産業間の資源配分、または特定産業内の産業組織に介入することにより、その国の経済厚生に影響を与えようとする政策」である。ここでの経済厚生は総余剰を指す。 具体的な産業政策として岩田・飯田は3つの可能性を指摘しているが注目しているのは以下のふたつ 1)外部性の存在を根拠として、幼稚産業保護論や産業育成論など、補助金や税制、貿易などへの介入によって特定の産業の育成を図る政策 2)融資などにおける情報の非対称性問題が深刻な経済活動を、情報提供や補助金・税制優遇により支援する政策 である。このふたつが正当化さ

    産業政策とは何か(岩田規久男・飯田泰之『ゼミナール経済政策入門からのメモ)
    saka-san
    saka-san 2010/01/06
    産業政策を批判的に検討。公共部門が民間部門以上にある産業の将来性を認識する可能性の低さ、外部性に対する知的私有権の設定(内部化)による対応など。
  • 金融破綻を招いた米系金融機関が反省無く儲かってる件 - My Life After MIT Sloan

    の新聞などに載り始めたので、そろそろ書いても良いだろう。 (追記:コメント欄で指摘されましたが、↑イミフメイでしたね(笑) 10月頃、MITの経済関係の教授たちと話したことがきっかけで書き始めた記事を、書き直したもので、自分的にはそろそろ、とか思っていただけでした。) 2009年下半期は、米系金融機関がありえないほど儲かった様子。 「回復」どころじゃない、歴史的な儲け。 昨年末の米系投資銀行の多くが、またボーナス数千万とかいっちゃったことでしょう。 一方で家も無く年を越す人がたくさんいるのにね。 別に彼等が儲けること自体が問題なのではない。 もっとも、世界に貢献するイノベーションも大して生み出すわけでなく、それどころか世界経済を破綻させたくせに一番儲かってる、というのは、感情的にはあったまくるけどね。 問題は、金融破たんを生み出した現在の(主に米系の)金融機関の体制に対し、規制するどこ

    saka-san
    saka-san 2010/01/06
    低金利政策は必要だったと思うが...。やっぱり次の危機までまた繰り返してしまうのか。
  • MacBookで快適なリモート操作を目指す - ザリガニが見ていた...。

    Snow Leopardになり、サポート対象はIntel CPUのマシンだけとなってしまった...。でも、年に1度だけ、未だにOS9とOSX10.4のアプリケーションが大活躍する。そう、年賀状の作成である。具体的には、宛名書きの「宛名職人」と文字や画像にエフェクトをかけて自由に配置できる「Photoshop」だ。どちらもバージョンアップすれば、最新のOSX10.6 Snow Leopard環境でも問題なく動作するはず。しかし、年賀状を作成するという目的においては、その当時の機能で十分なので、そのまま使い続けてきた。バージョンアップの料金も馬鹿にならない。 年賀状作成の時だけ、PowerBookの前に移動して作業すれば良いことなのだが、普段からMacBookを常用していると、最近はそれさえも面倒になる。できることなら、MacBookからそのままPowerBookも操作したい欲求に駆られる。

    MacBookで快適なリモート操作を目指す - ザリガニが見ていた...。
    saka-san
    saka-san 2010/01/06
    画面共有のちょっと上級の使い方。「メニューバーとDockを非表示にする」、「フルスクリーンでリモート操作する」、「クリップボードの共有」、「スリープ中のマシンを呼び覚ます」等々。