JR東日本は、電話ボックス型のブースを駅ナカに設置し、ビジネスパーソンのテレワークなどに無料で利用してもらう実証実験を11月28日に始める。Wi-Fi、電源などを備えた1人用の専用ブースを、東京駅、新宿駅、品川駅構内に設置する。19日から利用に必要な会員登録の受け付けを始めたところ、約1週間で1000人以上が登録するなど好調で、「予想以上の反響」(同社)という。 一方、改札口を通過した駅構内は「ピンポンパンポーン」とアナウンスが流れ、列車の音も絶えない。そうした環境下で、専用ブースの遮音性はどうなのか。一足先に記者がブースに入り、使い勝手を体験してきた。 カフェよりは集中できそう? 同社が設置する電話ボックス型のオフィス「STATION BOOTH」(個人用/法人用)は約1メートル四方、高さが約2.2メートル。デスクと椅子、照明、無料Wi-Fi、電源、USBポート、暖房、ディスプレイ、アロ