「AJ出張版」は、株式会社アカリクが発行する「大学院生・研究者のためのキャリアマガジン Acaric Journal」の過去の掲載記事や、WEB限定の新鮮な記事をお送りするカテゴリです。今回はvol.2の掲載記事をお届けします。 コンピューターサイエンスを専攻し博士号を取得された高野氏は、それまでの研究分野と関連のない開発エンジニアとして業務を続けていくつもりでいました。しかしながら、ビッグデータブームによりデータ分析が盛り上がり始める中、一度諦めた自身の研究テーマが前進するのではないかと思い立ち、企業の中で研究活動を再開することにしました。 ― どのような研究テーマに取り組まれているのか、またどのような産業分野において活用されているのか教えてください 私は計算社会科学という研究分野を専門としています。メディア部門に所属しており、データ分析を担当する中で研究を始めました。会社として「経済的