安倍政権からの圧力によって、23年間キャスターを務めてきた『クローズアップ現代』(NHK)を3月で降板した国谷裕子キャスター。最後の放送以降、国谷氏はメディアに姿を現していないが、じつは降板後初となる文章を、現在発売中の月刊誌「世界」(岩波書店)5月号に寄せているのをご存じだろうか。 しかも、国谷氏はこの寄稿文のなかで、あの"事件"についても言及。それは国谷氏のキャスター降板にいたるきっかけとなったと言われている、2014年7月に『クロ現』で行った菅義偉官房長官へのインタビューだ。 この日の放送は、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認について政権の要である菅官房長官に話を聞くという主旨だった。官邸としては格好の説明の場だと踏んだのだろうが、しかし、キャスターの国谷氏は厳しい質問を繰り出し、菅官房長官ならびに官邸は激怒。その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強
高梨沙羅Instagramより スキージャンプの高梨沙羅選手が26日、札幌市で行われた「ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権」で優勝。昨シーズンは成績不振に苦しんだ高梨だが、今大会ではK点(90メートル)超えの大ジャンプを見せ、見事大会3連覇を果たした。 しかし、高梨の優勝を伝える記事がYahoo!ニュースに配信されると、そのコメント欄(ヤフコメ)には、競技成績についてではなく以下のような、酷いコメントが相次いだ。 「アスリートの爽やかさが無くなりました…」 「もはやアスリートの姿形ではないよ」 「可愛い高梨沙羅のイメージしかないのだが、なんだか別人みたい」 「今の高梨沙羅は、私が好きだった沙羅ちゃんじゃない」 「好感が持てなくなった人も結構いるのでは?」 記事に匿名でコメントをつけるヤフコメが、著名人に対する誹謗中傷まがいのコメントで溢れることは日常茶飯事ではある。また、掲示板「ガー
こんにちは。ここに足を運んでくださる皆さまにおかれましては、日ごろインターネットを楽しんでおられる方も多いことでしょう。 インターネットは、それがない時代には知り得なかった知見に出会えますし、知り得なかった人々と交流することができる素晴らしいツールですよね。 でもその一方で、インターネットで発言をしていると、必ずやってくるアイツがいます。とりわけ、Twitterをやっていると、お腹をすかしてどこからともなく湧いてきます。 その名は「クソリプ」 もし、あなたがTwitterを鍵無しでやっていたら、一度はその被害に遭ったことがあるのではないでしょうか? 彼等の行動が、ネットをする上で非常にストレスになっているという人も、さぞかしたくさんおられることでしょう。 今日から始める「クソリプ学」入門 では、ネットを続けながら、彼等からの与えられるストレスを少しでも軽減するには、どうすれば良いのでしょう
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が、10月1日より構内全面禁煙を実施した。全面禁煙に踏み切ったことに加えて「喫煙後45分間」の構内立ち入りも禁止。 先進的な受動喫煙防止の取り組みにネットでは驚きの声が上がっている。どのような経緯があったのか、JAISTに話を聞いた。 話し合いを重ね、“構内全面禁煙”へ JAISTの担当者によると、「これまで何度か大学のなかで受動喫煙防止の取り組みを考える話し合いがあった。従来の健康増進法に受動喫煙防止の規定はあったが、さらに2015年6月に改正された労働安全衛生法でも、職場の受動喫煙防止が努力義務として加わったことで、本格的に取り組むことになった」とのこと。また、東京オリンピックに向けた受動喫煙防止の動きもあり、改めて大学内で話し合いが行われ、全面禁煙に至ったという。 喫煙後45分間は立ち入り禁止 今回の全面禁煙により、構内に10数ヵ所あった喫煙所
人生の中で誰にとっても忘れられない人物なのが“初体験”のお相手だろう。思い出だけの存在であるのかどうかはその後の人生次第だが、この初めてのお相手は女性にとってはなお重要な意味を持っているというのだが……。新たな研究結果が報告された。 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/03/post_9129.html】 ■母親の過去の“性の遍歴”が子どもに影響を及ぼす 人間の遺伝とはどうやら一筋縄ではいかないようだ。夫婦の“共同作業”であり“愛の結晶”である子どもがもし、父親に似ても似つかない風貌だったとしたなら……。妻の浮気を疑ったとしても、現代であれば最終的にDNA鑑定ですべては判明する。正真正銘の夫婦の子どもであっても、父親にまったく似ていないことなどあるのだろうか。 それはじゅうぶんあり得ることであるという研究が、2014年にオーストラリアのニューサウスウェールズ
異常すぎる連続殺人鬼の“新たな心の闇”を示唆するような仰天証言が飛び出した。神奈川県座間市のアパートの一室で男女9人を惨殺した疑いが持たれている白石隆浩容疑者(27)が、ニューハーフクラブに出入りし「性転換」について執拗に店の“女の子”に質問していたというのだ。「女になりたい」思いを心に抱えながらシリアルキラーと化したのか? また10年以上前に、白石容疑者の実家周辺で、猫の惨殺体が見つかっていた。これも同容疑者の仕業だとしたら…。 猟奇殺人の異様さが、日を追うごとに明らかになっている。 殺人、遺体損壊の現場となったとみられる白石容疑者のアパートの部屋からは、切断用らしきノコギリが見つかっていたが、新たに拘束グッズや虐待に悪用できる道具も押収された。 同容疑者は取り調べに「抵抗する女性の首を絞めて気絶させた後で殺害した」と供述している。 事件の概要も見えてきた。殺害した9人のうち、女性は8人
東京都知事・小池百合子氏が代表を務める希望の党の結成、民進党の希望の党合流、立憲民主党の立党……政局は日々めまぐるしく変化している。 そうした中、日本維新の党からの公認を受け、千葉1区から出馬した元フジビテレビアナウンサーの長谷川豊氏がウェブの一部で話題となっている。おそらく多くの読者は周知のことだろうと思うが、国会議員を決める需要な選挙を前に、改めて振り返っておきたい。 何より記憶に残っているのは、2016年9月19日付に掲載された「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」というタイトルのブログ記事と、その後の騒動だろう(該当記事はその後、「医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」に改題されている)。 公
いまから「Ingress(イングレス)」のことを書きます。 「興味な~い」って人は、ここからよそのインターネットへどうぞ。 「興味あるけど、どんなゲームなの~?」って人は、小野憲史さんがわかりやすい解説を書いてくれているので、それ読んで。 「インストールしたけど何をすればいいのかよくわからないよ!」という人は、杉村啓さんがトラブル解決法をまとめてくれてるので、そっちを読んだらいいじゃなーい。 「そんなことより攻略本とか出てないの?」って人にはこれ。米光一成さんがIngressの攻略本のレビューを書いてるよ。いやあ、なんでもあるなあ、エキレビって! 青軍と緑軍に別れて、エネルギー溜めて、アイテム集めて、現実世界のフィールド上で陣取り合戦するんでしょ。これでもレベル5まで来てるんでね、ひと通りのことはアタシ体験済みなの。 ただ、アメリカ製のゲームだからテキストが全部英語。中2ぐらいで英語力が止
■「悔しいのですが、天才はほんとうにいる」 「劣等感にずっとさいなまれてきたから、私しか持っていない力で勝負してやろうと生きてきました。私の力では、絶対に勝てない人たちはいます。悔しいのですが、天才はほんとうにいるのです」 東京大学地震研究所の准教授だった都 司嘉 宣(つじ・よしのぶ)さん(68)が、自らのキャリアを振り返った。長年にわたり、津波や歴史地震学の権威として精力的な研究活動を続けてきた。2011年3月11日の大震災では、発生直後からNHKの番組などで津波についての解説をしたことでも知られる。 12年3月に64歳で定年退官し、現在は、深田地質研究所(文京区)の客員研究員などを務める。東北大学の研究者らとともに調査をし、論文を精力的に書く。一方で、海外の研究者が来日すると、東北などの被災地を英語やロシア語を駆使して案内する。 都司 さんは甲子園球場の近くの小学校に通っている頃は、常
自動改札の普及に伴い電車内で「車内改札」を行う車掌の姿を見かけることは現在あまりないが、乗車区間が長かったり、無人駅がある路線などでは切符や定期券をチェックするために実施されることがある。 JR東日本の首都圏エリアから仙台支社のエリアに移動するため乗車していたと主張する人物が、「車内改札を行う車掌が駅名を読めないために不正乗車と決めつけられ嫌な思いをした」という趣旨のツイートをして話題になっている。 「指扇」の文字が読めず不正乗車を疑う? 不正乗車の疑いをかけられと述べるユーザーは、8回にわたり車掌とのやり取りを投稿している。それよると、埼玉県から郡山までJRの電車を使って移動する際に、黒磯で乗り換えを行い、黒田原付近で車掌が車内改札に訪れたという。そのときに「首都圏エリアからの乗車ですので精算させていただきますね」と言われ自身のSuicaを見せた。ところが、「お客様これSuica改ざんし
どういうエンディングが良いんでしょうね、(テレビ)ゲームって。 テレビゲームはアーケードのピンボールなどを背景に登場したため、当初は明確な目的がありませんでした。しかし1980年代に入り、長時間プレイの抑制やプレイヤーに対する目的設定などを背景に、プレイ時間の有限化という概念が登場してきます(レースゲームでは上手い人ほど早くゲームが終わる!)。そして家庭用ゲームの一般化に伴い、いわゆる「エンディング」のあるゲームが一般的となっていきました。 しかし、昨今ではネットゲームの普及やゲームのサービス化に伴い、明確なエンディングが存在しないゲームが増加しています。そこでは多くの場合、サービス終了がエンディングと同義語になります。そこまでいかずとも、MMORPGなどで友達が一人、また一人と減っていくなど、コミュニティ崩壊がゲームをやめる理由になったという人も少なくないでしょう。いずれにせよ、あまり良
6月28日付当サイト記事『性同一性障害の「絶望的な苦しみ」 同性愛や精神疾患と無関係、本人の努力で治癒できず』では、性同一性障害の苦しみと発生プロセスについて、また7月15日付記事『性同一性障害、「性を変える」具体的プロセスとリスク ホルモン療法、手術、法律…』では、性同一性障害の全体像の把握と、戸籍の性別を変更するための法律についてお話ししました。 今回は、多くの人が意識することなく過ごしている日常が、性同一性障害と共に生きている人にとっては、困難な非日常的生活の連続になっている、というお話をさせていただきたいと思います。 まずは、男性から女性への性別適合手術による治療(以下、手術治療という)をされた、マミさん(仮名)へのインタビューから始めたいと思います。マミさんは私に、このシリーズを始めるきっかけとなるメールを送ってくれた人です。 ●性同一性障害の苦しみと性別適合手術--マミさんがい
もはや雑誌の枠だけではなく、連日のようにテレビや新聞などでも報道されている今回の「美味しんぼ 第604話 福島の真実」編の騒動。 事の発端は、4月28日発売のビッグコミックスピリッツ誌に掲載された「福島の真実 その22」において、主人公の山岡士郎とその父親の海原雄山が福島取材から帰ってきたら体がだるく、鼻血が出たというものです。 これが「福島に行ったら鼻血が出る」という風評被害ではないかと大きく話題になったのでした。 あまりにもショッキングな描写だったためか、1ページだけが切り取られた画像がインターネット上に出回り、そこだけを見て叩くという人も多く出ました。でも、1ページだけを見て作品のことについてあれこれ言うことはするべきではないと思います。 そこで、美味しんぼ全体の歴史を振り返り、何故美味しんぼが福島のことを描いているのか、今回のシリーズはどのような流れだったのかを見ていきたいと思いま
※あなたを癒やすその一杯、本当にいれたてですか? 「僕が去年まで働いていた激安カラオケでは、客のビールピッチャーの残りをバケツに入れておいて、それをまたくんで出していましたね」(元飲食店店員) 昔から飲食店に伝わる「バケツビール」というものを知っているだろうか。 ■昔からあった偽装の手口 先ほどの証言のように、飲み残しを集めておいて、泡などをたして再び客に出すというものだ。 泡だけたす、炭酸もたすといった様々な手法が存在するとも言われている。さきの店では残しを集めたものと、新しいものをハーフ&ハーフにして、出していた。 「うちのチェーンではオーナーの指示でした。なので、なぜか酒を作るところには社員を配置しており、バケツビールしているのを知っていたのは一部。まあ、実際はみんな知ってましたけどね(苦笑)」(前出・店員) ■バケツビールは“合法ドリンク”? 客の飲み残しをすべて集めていたわけでは
先日、大学入試センター試験が行われ、理科分野においては「物理」の受験者が「化学」「生物」に次いで多い160,795人だったこと、平均点は60点オーバーと化学に次いで二番目に高かったことが発表された。これってちょっと驚きじゃないだろうか。 と言うのも、物理って、まれに100点をとる人がいる一方で、平均点40点なんてのもザラだったから。 昔からセンター試験では、平均点が60点前後だったようだし、学校・先生によって違いはあるだろうが、物理ほど点差が開く科目も他にないと思っていた。また、物理で100点をとるタイプの人は、何も勉強しないでとれる一方で、古典や英語、歴史は0点なんてケースもあった。 そして、大人になっても「結局、高校物理って何だったんだろう」と思うことがある。 そんな疑問を、『大人のための高校物理復習帳』(講談社ブルーバックス)、『ぶつりの1、2、3』(ソフトバンククリエイティブ)等、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く