ソクーロフ「太陽」と、東浩紀=北田暁大編「思想地図」と、李纓「靖国YASUKUNI」の感想です。アレクサンドル・ソクーロフ「太陽」太陽出版社/メーカー: クロックワークス発売日: 2007/03/23メディア: DVDヒロヒトからシンジへ天皇という表象はすごく不思議なものだと思う。よくわからないからなんとなくのイメージで書くけれども、すべてが相対化される政治の世界にあって、その外側を仮構するために天皇制はあるのかもしれない。「政治」には正解がない。その正解がないということを外部にむかって「先送り」したくなる。そうゆうときのために、ある人間に特殊な教育を施して、それまでのその国にまつわる大量のデータベースと文化資本を圧縮して仕込んで、yes/noの判断よりもむしろその二択を宙づりにするような(どうとでも解釈できる)テクストを介して、立ち現れてくる外部と交信する。そうゆうシステムなんじゃないだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く