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2011年8月30日のブックマーク (3件)

  • なぜ音楽について語りたがるのか?──音楽の倫理学に向けて | 増田聡

    なぜ音楽について語りたがるのか?──音楽の倫理学に向けて | 増田聡 Why Do You Want to Talk about Music ? : Toward Ethics of Music | Satoshi Masuda 誕生から約一世紀半にわたる音楽学の歴史は、テクスト中心主義からコンテクスト主義へのゆるやかな移行の歴史として描くことができる。人文学の一分科としての音楽学が確立されたのは一九世紀後期のドイツでのことであるが、そこでは国民国家イデオロギーを底流としつつ、当時世界に君臨していたドイツ芸術音楽を中心とするヨーロッパ音楽を主な対象に、優れた音楽作品「それ自体」の来歴を実証的に後づけ、その構造を「客観的」に構造分析する作業が学科の中核をなしていた。いわゆる歴史音楽学=音楽史学と、音楽理論の二つが音楽研究の中心的なディシプリンであったわけだ。しかし一方で、「諸民族の音楽の比

    なぜ音楽について語りたがるのか?──音楽の倫理学に向けて | 増田聡
    sakstyle
    sakstyle 2011/08/30
    「批評は「音楽」のためにあるのではない」「対象と異なる方法と目的とを備えるそれ自体で自律した言説の体系である。」
  • 筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    量子力学の反常識と素粒子の自由意志 (岩波科学ライブラリー) 作者: 筒井泉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/04/28メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 39人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (12件) を見る おもしろい! たまたまいまグリーン『隠された宇宙』を読んでいて、だれも観察できなくても、数式が存在するといったらそれは存在するのだという議論を延々と読まされ、首をかしげていたところだけれど、書は観察されていないものは(それが月であっても)存在していないのだという話。さらにそこからあらわれるパラドックスについての説明のための仮説として、ぼくたち(そしてなんと、素粒子!)の自由意志が出てくるところは、まったくの不意打ちで驚愕。 観察したときには何があり、しないときにはない、というとパラドックスが生じるけれど、それは観察がランダムに、人の自由意志に

    筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 結界〈T〉の一里塚

    帯広畜産大学「生物統計学」講義,2016年2月29日(月)〜3月1日(火)および特別セミナー:特別セミナー:三中信宏「分類学と系統学の体系思考法:多様性を可視化するダイアグラムの系譜」3月1日(火)16:30〜18:30@講義棟1階・5番講義室,帯広畜産大学 〈第30回とよなかサイエンスBAR〉2016年2月5日(金)19:00〜21:00@DGCbase事務局(豊中市曽根東町):三中信宏「サイエンスとアートのはざまで:万物の多様性を可視化する伝統をたどる」 橿原市昆虫館サイエンスカフェ〈酒米のルーツをさぐる〜DNAでさぐる日酒米の起源〜〉2016年3月12日(土)13:30〜16:00@橿原市昆虫館(奈良県橿原市)※コメンテーター ●高座録画(YouTube)● 以下に公開する YouTube 動画ファイルは,2014年2月3日(月)〜5日(水)の三日間にわたって,九州大学大学院農学研