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ブックマーク / realsound.jp (31)

  • 『学マス』などの音楽を手掛ける”ASOBINOTES”鼎談 子川拓哉×渡辺量×佐藤貴文が語るモノづくりへの情熱

    バンダイナムコエンターテインメントの「オト」で「アソブ」事業であるサウンドエンターテインメント事業が展開するコンテンツのレーベル・ASOBINOTES。『電音部』をはじめとし、直近では『学園アイドルマスター』など様々なコンテンツの音楽をプロデュースしている。今回、レーベルプロデューサーの子川拓哉、バンダイナムコスタジオより渡辺量、佐藤貴文にレーベル立ち上げの経緯や各コンテンツに込めたこだわりについて話を聞いた。音楽を通じて新たな体験を提供することへの情熱と展望について語る彼らの言葉から、ASOBINOTESが目指す未来が見えてくる。(編集部) ASOBINOTESが持つ“クリエイターへのリスペクト” ――まずはASOBINOTESを立ち上げた経緯やレーベルの理念について伺わせてください。 子川拓哉(以下、子川):僕はもともとバンダイナムコアミューズメントでCafe&Bar「アニON STA

    『学マス』などの音楽を手掛ける”ASOBINOTES”鼎談 子川拓哉×渡辺量×佐藤貴文が語るモノづくりへの情熱
  • 話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』

    小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え

    話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』
    sakstyle
    sakstyle 2024/07/05
    柴崎友香エッセイについての書評だが、タイトルの「話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れている」は伊藤亜沙さんの言葉、というややこしさ。
  • 『プリパラ』10周年、普遍のキャラはどうつくられた? アートデザイナー・金谷有希子に聞く、創作の裏話

    『プリパラ』10周年記念のロゴ。前面に押し出されているリボンが、作品の重要なイメージになっている。 女の子向けのゲーム・アニメとして高い人気を誇った『プリパラ』が、2024年に10周年を迎えた。2014年に新たな『プリティーシリーズ』としてスタートした作は大ヒットし、今でも新作グッズが発売され、様々なイベントが開催されるほど支持されている。また、今年7月には10周年を迎え、8月からは10周年を記念した展示会も開催される予定だ。 ゲームの「み~んなトモダチ!! み~んなアイドル!!」というコンセプトが共感を呼び、プリチケというチケットを通じて友情を深め合う世界観も秀逸であった。そして、個性豊かなキャラクターたちのデザインも高い人気を誇る要因のひとつではないだろうか。 主人公の真中らぁらを筆頭に、世代を超えて愛されるキャラクターをデザインしたのが、ゲーム会社「シンソフィア」に所属するアートデ

    『プリパラ』10周年、普遍のキャラはどうつくられた? アートデザイナー・金谷有希子に聞く、創作の裏話
  • 漫画の原画をどう保存していくか? 漫画家・竹宮惠子に聞く今後の課題と展望

    8月14日の読売新聞の報道によると、文化庁は来年度から日漫画の原画やアニメのセル画の収集に乗り出すという。近年、美術品としての価値も認められつつある漫画の原画。秋田県横手市の「横手市増田まんが美術館」のような、保存機能をもつ施設の整備も進んでいる。しかし、一時代を築いた漫画家の高齢化に伴い、膨大な量の原画の行く末を案じる声も大きい。 昨今は漫画をデジタルで描く漫画家も多く、そうした作品は原画が残らない。記者が取材をしていると、原画の存在を知らない漫画家もいて、時代の変化を感じずにはいられなかった。日文化遺産である漫画文化を後世に伝えるためには、原画の保存が不可欠であるといえよう。 『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』などの代表作をもつ日を代表する漫画家・竹宮惠子は、2019年にNHKの番組で原画の行く末を案じつつ、漫画家の“終活”についても語っていた。番組放送から数年たち、原

    漫画の原画をどう保存していくか? 漫画家・竹宮惠子に聞く今後の課題と展望
    sakstyle
    sakstyle 2023/08/17
    「漫画の原画をなぜ残すべきなのか」→研究や育成に重要/竹宮は妹がマネージャーをしているが親族に理解を得られないケースも多い。「早く体制を固めてルールづくりを」
  • 『劇場版アイドリッシュセブン』から“推し”文化を考える ライブアニメが持つ演劇性

    『劇場版アイナナ』から「推し」について改めて考える ここ10年ほどの間、ポップカルチャーに関する批評や教育に携わっていると、いわゆる「推し(活)」について考えを巡らさないわけにはいかない。 もはや説明するまでもないだろうが、「推し」とは自分が応援したい対象を指す言葉である。また、そうした「推し」を応援することが「推す」という行為である。もともとはAKB48などのアイドルグループのファンがお気に入りのメンバーを呼ぶために使っていた「推しメン」(推しメンバー)という言葉に由来する。しかしその後、2010年代を通じて、より一般的な文脈にも広がっていった。その言葉の持つ意義は2020年代以降も変わらず、いまや現代人の感性や文化表現、行動様式を象徴するキーワードとして、さまざまな場面で注目を集めている。宇佐見りんの芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』(2020年)や平尾アウリのマンガ『推しが武道館いってくれた

    『劇場版アイドリッシュセブン』から“推し”文化を考える ライブアニメが持つ演劇性
  • imdkmによる新連載開始 第1回:NiziU、Moment Joonらに見る“日本(語)で歌う”意義と質の変化

    imdkmによる新連載開始 第1回:NiziU、Moment Joonらに見る“日(語)で歌う”意義と質の変化 2020年、地上波テレビ局の歌番組を見ていてふと気になったことがあった。K-POPグループが、日市場向けにローカライズされた日語バージョンではなく、韓国語(ないしは英語)のオリジナルバージョンで歌唱することが何度かあったのだ。はじめに爆発的なK-POPブームが起こった2000年代末から10年余り、日K-POP受容は、少なくとも熱心なファンや好事家を除けば、「日語にローカライズしたK-POP」が入り口になっていた。日で活動する際には日語で歌う。ようやくその状況が崩れだしたのだとしたら、きっとそれは人が思う以上に大きな変化だ。もっとも、セールスの観点から言えば、韓国語で歌唱された輸入盤もオリコンチャートの上位に当然のごとくランクインするという状況はとっくに訪れていたの

    imdkmによる新連載開始 第1回:NiziU、Moment Joonらに見る“日本(語)で歌う”意義と質の変化
  • ディスタンスパンクが生み出す空間移動のノスタルジー:宮本道人氏×松永伸司氏インタビュー(後編)

    ディスタンス・アートの概念を紹介した宮道人氏と、ゲームスタディーズの研究者であり『ビデオゲームの美学』の著者である松永伸司氏をゲストに迎えた対談企画。前半【ソーシャルディスタンスが変えた創作のスタンダード:宮道人×松永伸司が語り合う(前編)】では、Web会議サービス「Zoom」の普及がインターネットカルチャーに与えた影響に加えて、閉鎖的な生活環境と手軽なレコーディング技術によって日常そのものがコンテンツ化されるようになったトレンドについて語られた。 後半では、物理的な距離とともに失われた人間関係における余剰の文化をはじめ、コロナ禍によって変化した人々の常識がビデオゲームをはじめとしたフィクションの世界へ与える影響、ソーシャルディスタンスによって生み出された新たなスタンダードが将来的に人々の文化活動を二分してしまう可能性について語られる。 空間の変化が人間関係に与えた影響 松永伸司(以下

    ディスタンスパンクが生み出す空間移動のノスタルジー:宮本道人氏×松永伸司氏インタビュー(後編)
  • ソーシャルディスタンスが変えた創作のスタンダード:宮本道人×松永伸司が語り合う(前編)

    新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、ソーシャルディスタンスという社会科学用語に新たな定義を刻み込んだ。これまで階級や民族の違いによって生じる社会的距離、あるいは他者との意思疎通において社交的に受け入れられる物理的な対人距離を意味する言葉として用いられてきたが、現在では感染症予防のためにとるべき物理的な対人距離という意味で人々の日常に浸透している。 インターネットを使ったテレワークやリモートライブ、オンライン会議といった新たな生活様式は、現実世界における空間移動の必要性のみならず、ビジュアルアートの枠組みや人間関係を築くプロセスといった、あらゆる表現のスタンダードを急速に変えつつある。 今回、ディスタンス・アートの概念を紹介した宮道人氏と、ゲームスタディーズの研究者であり『ビデオゲームの美学』の著者である松永伸司氏をゲストに迎え、Web会議サービス「Zoom」の普及がインターネットカ

    ソーシャルディスタンスが変えた創作のスタンダード:宮本道人×松永伸司が語り合う(前編)
    sakstyle
    sakstyle 2020/09/21
    なんか面白い組み合わせだ
  • 本は読まずに積んでおくだけでいい? 『積読こそが完全な読書術である』永田希インタビュー

    『積読こそが完全な読書術である』というチャレンジングなタイトルのが刊行された。著者は書評家の永田希氏。「買ったけど読まずに積んである」にはどこか後ろめたさを感じがちだが、著者はむしろ積極的に積めばいいのだ、と言う。 大量の情報が流通する現代社会においては、放っておいても広い意味での未読・積読が溜まっていく。そんな情報の濁流に抗って生きるためにこそ、主体的・積極的にを積んで自らの砦、拠り所とするべし――一聴すると不可思議な主張をするこのだが、なぜ永田氏はそんな考えに至ったのか? を溜め込みすぎてゴミ屋敷状態のなか暮らしたこともあるという著者のバックグラウンドを掘り下げながら、積読と罪悪感の関係に迫ってみよう。(飯田一史) 読めるは全部読みたいけれど、は多すぎる ――「書評家が積読についてのを書いた」と言っても「どんな書評家なんだ?」と思う方も多いでしょうから、ふだんどんなジャ

    本は読まずに積んでおくだけでいい? 『積読こそが完全な読書術である』永田希インタビュー
    sakstyle
    sakstyle 2020/04/21
    「積読のほうが本の在り方としては本来的なのであって、後ろめたさは近現代に形成された社会的な風潮の影響によるものが強いと思っています。」
  • 内田真礼のライブにある何度でも足を運びたくなってしまうパワー 豪華演出も駆使したZepp Tokyo追加公演を見て

    内田真礼のライブを観ると、なぜ圧倒的なまでの“当事者意識”を芽生えさせられるのだろうか。徹頭徹尾にフロアを沸かせる彼女の姿には、「自分ももっと大きな声を出して盛り上がりたい」「もっと内田真礼を応援したい」といった、その音楽活動に全力を捧げたいという思いに自然と導かれる。 これは、12月16日にZepp Tokyoにて開催された『UCHIDA MAAYA Zepp Tour 2019 「we are here」』追加公演でも、序盤から大いに実感させられたところである。ライブ編の開幕を飾ったのは、今年10月発売の最新ミニアルバム『you are here』収録曲「波乗りキャリーオン」。内田たっての願いからTAKE(FLOW)が提供した同曲は、FLOWの代表曲のひとつ「GO!!!」を“暖簾分け”したとも語られる天井知らずなアッパーチューンだ。 序盤から驚かされたのは、大の野球好きで知られる内田

    内田真礼のライブにある何度でも足を運びたくなってしまうパワー 豪華演出も駆使したZepp Tokyo追加公演を見て
  • なぜ学校で音楽を学ぶのか? 大谷能生『平成日本の音楽の教科書』が浮き彫りにする、音楽教育の意義

    大谷能生『平成日音楽の教科書』(新曜社、2019年)はちょっと変わったアプローチで音楽について考えるだ。なにがユニークかというと、「日音楽の教科書にはなにが書いてあるか」に的を絞っているということ。あくまで主役は教科書。大谷の言葉を借りれば、「「音楽の教科書」をアタマからトータルに、予断を持たず、一つの読み物として、いわばひらたく読んでみること」(p.49、強調は原文ママ)。ひたすらこれに徹したなのだ。 しかし果たしてそこからなにが得られるか、と思って読み進めると、驚くほどに鮮やかに「学校で音楽を学ぶ」ことに込められた思惑(つまり、国が音楽を通じてなにを身につけて欲しがっているか)や意義(反対に、いち個人が音楽教育からなにを学びうるか)が浮かび上がってくる。さらにそこからまた一歩踏みこんで、そもそも音楽っていったいなんなのか、どういうふうに付き合っていけばいいのか、という原理的

    なぜ学校で音楽を学ぶのか? 大谷能生『平成日本の音楽の教科書』が浮き彫りにする、音楽教育の意義
    sakstyle
    sakstyle 2019/11/22
    日本の小中高の音楽の教科書を読み物として読んでみる本
  • The QUEEN of PURPLE、日本武道館への大きな一歩となった初の単独ライブを振り返る

    人気ゲームTokyo 7thシスターズのキャラクターユニット・The QUEEN of PURPLEが、6月14日に東京・豊洲PITで『The QUEEN of PURPLE 1st Live “I'M THE QUEEN, AND YOU?”』を開催した。キャラクターの声優を務める野村麻衣子、広瀬ゆうき、山彩乃、巽悠衣子の4人はキャラクターの衣裳で登場し、ヘビーなロックサウンドと熱い歌声でファンを魅了した。 人気キャラクターによる爆音ライブ 『Tokyo 7th シスターズ』(通称:ナナシス)は、2014年からサービスを開始したスマートフォン向けゲームアプリで、ユーザーが劇場の二代目支配人となって個性豊かなアイドルたちを育成していくリズムゲーム。バラエティ豊富なキャラクターと人気声優の出演、kz(livetune)、ヒゲドライバー、fu_mouなど人気クリエーターによる楽曲提供で絶大な

    The QUEEN of PURPLE、日本武道館への大きな一歩となった初の単独ライブを振り返る
  • リズムから考えるJ-POP史 第6回:Base Ball Bearから検証する、ロックにおける4つ打ちの原点

    リズムから考えるJ-POP史 第6回:Base Ball Bearから検証する、ロックにおける4つ打ちの原点 2000年代以降、日国内のロックで定番となったリズムがある。4つ打ちだ。四分音符を刻むキックドラムと、偶数拍で鳴らされるスネアドラム、そしてキックドラムの拍裏を埋めるハイハットがその特徴。「ドッチードッチー」という具合に、力強さとスピード感をあわせもったサウンドになる。4つ打ちとは言うものの、基的には16分音符を最小単位とする16ビートに属する。注意したいのは、ハウスやテクノなどダンスミュージックにおける4つ打ちとロックにおける4つ打ちは違うということだ。ダンスミュージックにおける4つ打ちはジャンルを問わず共有されるリズムのパターンに過ぎないが、日のロックでは高速なBPMとキャッチーなリフを主体とした1つのジャンルを形作っている。 2010年代のヒット曲にはこの4つ打ちを踏襲

    リズムから考えるJ-POP史 第6回:Base Ball Bearから検証する、ロックにおける4つ打ちの原点
  • リズムから考えるJ-POP史 第5回:中田ヤスタカによる、“生活”に寄り添う現代版「家具の音楽」

    いまやPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅをはじめとしたアーティストのプロデュースを手がけ、DJとしてもさまざまなイベントに引っ張りだこのプロデューサー、中田ヤスタカ。エッジーなダンスサウンドをためらうことなくマーケットに投入し、なおかつ成果を上げ、2010年代のJ-POPを牽引した重要人物の一人だ。彼の活動においては、ボーカルを務めるこしじまとしことのユニット・capsule(2013年秋より大文字のCAPSULEに表記を変更しているが、稿で扱う作品の年代の都合上、小文字での表記に統一しておく)が中心的な位置を占めている。 capsule『S.F. sound furniture』 初期、具体的にいえば2ndアルバムの『CUTIE CINEMA REPLAY』から6作目の『L.D.K. Lounge Designers Killer』でエレクトロハウス色を強めるまでのcapsuleの楽

    リズムから考えるJ-POP史 第5回:中田ヤスタカによる、“生活”に寄り添う現代版「家具の音楽」
    sakstyle
    sakstyle 2019/05/27
    音楽の知の体系からのサンプリングではなく、生活によりそう「エディットが生む快楽」/ボーカルの加工→「トラックに同化してゆく声、主役からしりぞく“うた”」
  • リズムから考えるJ-POP史 第4回:m-floから考える、和製R&Bと日本語ヒップホップの合流地点

    1999年5月、Dragon Ash「Grateful Days feat. ACO,ZEEBRA」がリリースされ、散発的なヒットに留まらない日語ヒップホップの格的な流行に先鞭をつけた。和製R&Bの流行と、日語ヒップホップの格的なメインストリーム化はほぼ同時期の出来事だった。そこではDragon Ashのkjが非常に重要な役割を果たしており、Dragon Ashでのヒップホップへの挑戦のほか、Sugar SoulのEP『Garden』への客演でもヒットをもたらした。 m-floがインディーズデビューしたのは1998年10月のこと。和製R&Bのブームはすでに始まり、日語ヒップホップのブレイクスルーが待ち構えていた時期だ。メジャーデビューは1999年7月。最初期の代表曲「been so long」は、ループ構造を持ったビートのうえでVERBALのラップとLISAのボーカルがかわるがわ

    リズムから考えるJ-POP史 第4回:m-floから考える、和製R&Bと日本語ヒップホップの合流地点
    sakstyle
    sakstyle 2019/05/06
    2000年代2ステップ(歌謡)ブームについて
  • Tokyo 7th シスターズよりLe☆S☆Ca、新シングル『ミツバチ』発売 作曲はユニゾン 田淵智也

    Le☆S☆Caは、iOS/Android向けアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』内の3人組ユニット。「ミツバチ」は、上杉・ウエバス・キョーコ役・井上ほの花、荒木レナ役・飯塚麻結の新キャスト2名を加えた新生Le☆S☆Caによる楽曲で、イントロダクションムービーのほか、「ミツバチ」のトレーラーと特設サイトも公開された。表題曲「ミツバチ」は以前から『Tokyo 7th シスターズ』音楽のファンを公言していた田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)が作曲を手掛けており、楽曲についてコメントも寄せられている。 また、日4月25日21時よりビクター公式LINE LIVEチャンネルにてLe☆S☆Caニューシングルリリース記念特番の配信も決定している。 なお、Tokyo 7th シスターズの5th Anniversary Liveが幕張メッセ 国際展示場

    Tokyo 7th シスターズよりLe☆S☆Ca、新シングル『ミツバチ』発売 作曲はユニゾン 田淵智也
  • リズムから考えるJ-POP史 第3回:90年代末の“ディーヴァ”ブームと和製R&Bの挑戦

    前回は小室哲哉の仕事についてtrfを中心に論じ、小室を「90年代を通じて日人の『BPM感覚』と『16ビートのグリッド』を規定した」プロデューサーと位置づけた。続いて取り上げるのは、1996年ごろから徐々にJ-POPにあらわれてきた和製R&Bの流行、あるいはより具体的には和製R&Bのサウンドにのせて相次いで登場した“ディーヴァ”系シンガーの流行である。 この流行は、90年代末にメインストリームで巻き起こった日語ヒップホップブームとあわせて、日のポップミュージックのリズムに大きな影響を与えた。それはサンプリングミュージックがもたらす“ループ感覚”の普及にまとめられる。ここでは同時代のアメリカで起こった“ヒップホップ・ソウル”の動向を参照しつつ、和製R&BがJ-POPのリズムにもたらしたものの内実を検証していく。 と、題に入る前に、J-POP史上における和製R&B及び“ディーヴァ”ブーム

    リズムから考えるJ-POP史 第3回:90年代末の“ディーヴァ”ブームと和製R&Bの挑戦
  • リズムから考えるJ-POP史 第2回:小室哲哉がリスナーに施した、BPM感覚と16ビートの“教育”

    『TETSUYA KOMURO ARCHIVES "T"』 90年代を、いや80年代以降の日のポップスを代表するミュージシャンでありプロデューサーの小室哲哉。彼の功績を、手がけた作品の売り上げや後続の世代に与えた影響から推し量ることはたやすい。しかし、むしろここで問いたいのは、彼の成功がJ-POPやそのリスナーにどのような影響を与えたかという点だ。坂龍一は、小室がホストを務めるトーク番組に出演した際、しばしば引き合いにだされる次のような発言を小室に向かって投げかけている。 坂 [前略]TMN時代からヒット曲を作ってきて、ある種日人の耳を教育しちゃったとこがあるよね。まあ、僕なんてちょっと困るとこもあるんだけど、あまり教育されちゃうと。あの小室流のメロディー・ラインとか、転調とかアレンジも含めて、そのビート感も含めて、先生として教育しちゃったからね。ある層をね。だからそれに引っ掛かる

    リズムから考えるJ-POP史 第2回:小室哲哉がリスナーに施した、BPM感覚と16ビートの“教育”
    sakstyle
    sakstyle 2019/04/02
    「アップテンポなテクノという導入からややスローなハウスやディスコへという小室哲哉及びtrfの辿った系譜は“教育”」「カラオケで歌う度にこのシンコペーションはマイクを握る者の身体に16ビートのノリを植え付け」
  • いきものがかり、ソフトバンクCM曲「WE DO」で挑戦した“1番だけの曲” J-POP的構成を再考する

    約2年の活動休止期間を経て昨年11月に活動を再開し、昨年末には『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)へ2年ぶりに出場したいきものがかり。格的な活動の期待に応えて、年明け早々に新曲「WE DO」を配信リリースしてファンを驚かせた。久々の新曲であることに加えて、ソフトバンクのCMタイアップもあって注目を集めている。 いきものがかり「WE DO」 「WE DO」は、ベースラインとドラムスがグルーヴをひっぱっていく、サイケデリック風味のファンクロックだ。作曲の水野良樹がTwitter上で「1番だけの曲はやってみたくて、やってみた」と語っている通り、いわゆる“平歌”の部分は一回しか登場しない。シンプルなサビのフレーズが繰り返され強い印象を残すものの、クライマックスを演出する高揚感のあるサビというよりは、曲をじわじわと駆動させる推進力になっている。 水野は他に「1番だけ」に挑戦した曲としてDAO

    いきものがかり、ソフトバンクCM曲「WE DO」で挑戦した“1番だけの曲” J-POP的構成を再考する
    sakstyle
    sakstyle 2019/01/08
    J-POPの曲の長さについて
  • DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析

    12月12日にリリースを控えたDAOKOのニューアルバム『私的旅行』。世代もジャンルも横断する多彩かつ強力なプロデューサーとのコラボレーションに期待が高まる同作だが、稿で取り上げたいのは9曲中3曲に編曲として携わるTaku Inoue(井上拓)だ。井上がDAOKOのアルバムへ参加するのは、前作『THANK YOU BLUE』で「拝啓グッバイさようなら」での作編曲に続いて2作目。ほかにも、2016年には大阪の商業施設「LUCUA」のCMソングを共作しており、今年の秋にはスマートフォン向けRPG『ドラガリアロスト』のBGMでもコラボしている。 DAOKO『私的旅行』(通常盤) バンダイナムコスタジオに所属し、ゲーム音楽を中心に辣腕を奮ってきたサウンドクリエイターとして知られる井上は、今年6月末に同社を退社しフリーに。最先端のダンスミュージックを貪欲に取り込んだ独特なサウンドメイクと確かなメロ

    DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析
    sakstyle
    sakstyle 2018/12/03
    「DAOKOのニューアルバム『私的旅行』9曲中3曲に編曲として携わるTaku Inoue」→「クレイジークレイジー」「さよならアンドロメダ」「サテライト・ラブ」の紹介。誰かと思ったらimdkmさんの記事だった。