ある外資の会社の研究所から転職して来た方が部署にいます。かなり前に聞いた話だけど、ちょっと興味深かったので。 仕事の評価についてですが、仕事のプロセスおよび成果について4種類に分けます(研究職についてです)。 1. 論理的に考えて、成果を出した人 2. 論理的に考えたが、成果が出なかった人 3. 論理的に考えずにやってみて、成果が出た人 4. 論理的に考えずにやってみて、成果が出なかった人 さて、これら4種類の結果が出たときに、評価の順はどうなるのでしょうか。 もっとも評価されそうなのが1の人で、もっとも評価されなさそうなのが4の人だというのは賛同が得られるのではないでしょうか。さて2番目に評価されるのは2の人でしょうか3の人でしょうか。 「成果主義の外資系企業の研究所」ということから、3の人が次に評価されそうな気がしますが、実際には2の人だったとのこと。3の人は、今回タマタマあたっただけ
知人の便りを風に聞いた。 ● あるひとは、東欧のひととおつきあいをしている。彼女をよく知る友人が聞いた話によると、お相手の故郷の小さな村を訪れた時、村の人たちが総出で彼女を見に来たのだそうだ。皆さんニホンジンを見るのは初めてだったらしい。彼と結婚するなら、彼女はムスリムに改宗しなければならない。彼女は、どうしようかなあ、と笑って話していたという。 ● あるひとは、東南アジアで暮らしていて、現地のひととおつきあいをしている。結婚を前向きに考え、まずお試しとしてあちらの実家で短期間暮らした。彼のご家庭もムスリムだけれど、彼女の立場を理解して、宗教的なことは強制しないと言ってくれるという。「でもね、」と彼女は笑う。「ラマダンは宗教行事だと思っていないのよう。私もしなきゃいけないって言うのよう」 だから彼女はラマダンの時期、職場でこっそりご飯を食べる。日系企業で働いているから、同僚もみんな似たり寄
松尾ぐみの論文の書き方 論文を書くことは、研究を進める上で重要なプロセスのひとつです。 研究者の業績も論文によって評価されます。ここでは、松尾ぐみの学生と一緒に論文を書いていく中で、よく注意点として出てくることをまとめて整理してみました。なお、松尾ぐみのテーマに即していますので、違う分野の人は参考にならないかもしれません。 研究を論文にするということ 自分の研究をきれいな形に切り取る 論文は、自分の研究日記でも苦労日記でもありません。卒論や修論は、自分がやったことをできるだけ主張する、 苦労した点を伝えるという点で、 ある意味、研究日記でも構わないでしょう。しかし、ジャーナルの論文や国際会議の論文は違います。 こういった論文は、新しい知見を読者に伝えるためにあります。読者が必要としている情報、知りたい情報を、過不足なく書く必要があります。 自分の苦労話や、横道に入るような研究は書く必要はあ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く