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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (2)

  • 文明の生態史観 : 池田信夫 blog

    2010年07月06日19:33 カテゴリ科学/文化 文明の生態史観 梅棹忠夫氏が死去した。書のコアになっている論文は短いが、日人論や日文化論に大きな影響を与えた。これは先日のホリエモンとの対談で話したこととも関連するので、少し説明しておこう。 書の考え方は、きわめて単純である。図のように、アジアの中心部には広大な乾燥地帯があり、それを支配するのは遊牧民族で、古代文明の多くはこの地帯とその周辺に成立した。彼らはつねに移動しながら、暴力によって動物や他民族を支配する。 これに対して農耕文明を守るために中国(Ⅰ)、インド(Ⅱ)、ロシア(Ⅲ)、イスラム(Ⅳ)では軍事的な専制国家が発達したが、その東西の周縁に位置する日や西欧などの農耕地域に住む民族は、こうした専制国家の直接支配をまぬがれ、生態系の自生的な遷移(succession)によって農業文明から工業文明に進化した――というのが「

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  • Malcolm McLaren 1946-2010 : 池田信夫 blog

    2010年04月10日10:01 カテゴリ科学/文化 Malcolm McLaren 1946-2010 マルコム・マクラレンが死んだというので、久しぶりにセックス・ピストルズの"Never Mind the Bollocks"を聞いてみたが、とても3分以上は聞けなかった。ほとんどメロディのない曲をジョニー・ロットンががなり立て、騒音のようなギターの単調な伴奏が続く。これは「パンク・ロック」の最初でも最良の作品でもなかったが、その後に続いたクラッシュやジョイ・ディヴィジョンなどは「ニュー・ウェイブ」としてロックを変えた。 ピストルズがあれほど大きなインパクトを与えたのは、音楽的内容ではなく、彼らを時代の象徴に仕立てたマクラレンのプロデューサーとしての手腕によるところが大きい。1976年のイギリスは不況のどん底で、インフレ率は23%、若年失業率は33%という状態だった。4文字言葉を連発し、女

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