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2006年10月24日のブックマーク (1件)

  • その日を摘め: 伝わらなさをこそ

    先日もそうだったのだが、ときおり初対面の方と話す機会がある。 そして、話しているうちに何か共振するものがあるとそれがどんどん増幅されていき、ひじょうに得難い時間を過ごせたなと思いながら別れる。 でも、それが得難いかけがえのない時間であればあるほど、なにか後で、ざらざらとした違和感のようなものが残るように思う。のどの奥に小骨が刺さって取れないような、擦りむいたひざがだんだん痛みを帯びてくるような、地団駄を踏みたくなるようなもどかしさが残ってしまう。 伝え切れていない、あるいは決定的な誤解を抱かせたまま伝わっているというような思い。そしてその誤解は、おそらくもう一度会って誤解だと説明しても訂正しきれない深い領域での、もはや誤解という言葉では回収しきれないものだと思う。 仕方がないと思いながらも、とても残念なことだと思っていた。 しかし今日、脳科学者茂木健一郎さんのクオリア日記にこのように書

    samoyed-dog
    samoyed-dog 2006/10/24
    「深く会話をするということは、もしかしたら引き裂かれてあるということを確認することなのかもしれない。もしかしたら伝わらなさをこそ確認しあうのかもしれない。」