本日午前10時から、文部科学省庁舎にて第38回漢字小委員会が開催されました。議題は、去年末に実施された第2次パブリックコメントで寄せられた意見の審議です。なお、配布資料は小熊さんのページから入手可能です。 全体的な流れについて 寄せられた意見は、全部で272通。事務局の手によって以下の4種に分類されました。 基本的な意見(40件) 字種の追加・削除(244件) 音訓の追加・削除(19件) 字体(67件) その他(27件) カッコ内の数字が272を越えるのは、1通の中に複数の意見がふくまれるためです。例えば10字の追加を要望した場合、これは10件の意見とカウントされます。 この日審議されたのは上記のうち1と2で、次回1月29日に予定される第39回で3以降が審議されます。これらをうけて漢字ワーキンググループが新たな原案を作成、これを2月〜3月に3回程度をかけて審議し、4月に予定される国語分科会
「W3Cの賞味期限はあと何年ぐらいだと思いますか?」。先日、あるパーティーでこう聞かれた。私は虚を衝かれたように、思わず真意を聞き返した。なぜなら、私にこの質問をしたのは、日本人として唯一、W3CのXMLワーキンググループで1997~98年のXML 1.0の標準化プロセスに携わった村田真氏だったからだ。村田氏は現在、Office Open XML(主にMicrosoft Officeで用いられる文書形式)の標準化についても情報処理学会 情報規格調査会の専門委員として国際標準化に携わっているなど、この道のエキスパートだ。 驚きはしたが、やはりとも思った。W3Cはもう標準化組織としての黄金期を過ぎ、権威が失われつつある。もしかすると標準化プロセスにしても、もっと良い別のやり方があるのではないか。このところずっとそう感じていたからだ。 W3Cのウィジェット標準を知っていますか? 村田氏の見立てで
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