小中学校の教員の勤務時間について、文部科学省が10年ぶりに調査した結果、いずれも前回よりも増加し、特に中学校は部活動により、土日の勤務時間が大幅に増えていることがわかりました。専門家は「部活動の担当教員は授業時間を減らすなど役割分担を明確にすることが必要だ」と指摘しています。 その結果、平日の勤務時間の平均は小学校が11時間15分で前回より43分、中学校が11時間32分で前回より32分、いずれも増加していました。 また、土日の勤務時間は小学校が1時間7分で前回より49分の増加、中学校は3時間22分と前回より1時間49分と大幅に増えていました。 それぞれ最も増えた業務は、平日は小中学校ともに「授業時間」、土日は小学校が「授業の準備」、中学校が「部活動」でした。 このうち、部活動について文部科学省は、教員の負担を減らすため外部の人材を活用するなど対策に乗り出しています。 部活動の実態に詳しい日