理系男子に共通していえるのは、男性ばかりの環境に置かれている……ということだったりします。ずっと男子校に通っていた。学校は共学だったが、進路のおかげで男子ばかりのクラスに配属されてしまった。職業が、研究分野が、どうしても体力的に男子向きなので、必然的に職場も男性ばかりになってしまった。 女性をあまり身近に見ていない。周りに女性がほとんどいない、そうなると、女性とどのように接していいかわからなくなってしまう。特に、外見がハデだったり、いかにも、女の子女の子したおしゃれな女性を見ると、どうしていいかわからなくなる。そんなふうに感じる人は多いはずです。 しかし、私が思うに、見かけがハデでも、中身は案外かわいかったり、性格がストレートでサバサバしていたりする人はとても多いもの。いずれにしろ、女の子とうまく接するのは「慣れ」の問題のような気がします。 某電機メーカーの研究所で働くSくん(28才)は、