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ブックマーク / note.com/shota_hatakeyama (5)

  • 弱者男性が救われる日は…多分来ない|畠山勝太/サルタック

    はじめに2017年にアメリカのいわゆる落ちこぼれ男子問題に焦点を当てた記事を書きましたが(アメリカの「落ちこぼれ男子問題」は日でも火を噴くか?)、この落ちこぼれ男子問題を放置した結果、米国でいわゆる弱者男性が生み出され続けています。 そして、この弱者男性問題を取り扱った、Of Boys and Men: Why the Modern Male Is Struggling, Why It Matters, and What to Do about Itというが昨年出版されました。Brookings研究所という、国際教育協力でも影響力が大きい、世界最大手のシンクタンクに所属する研究者が執筆しただけあり、学術的なエビデンスやデータに基づいて、なぜアメリカで弱者男性が苦境に立たされ、このイシューを解決するためにどのような対策を講じられるのかを議論していて、非常に面白いものでした。切り口は弱者男

    弱者男性が救われる日は…多分来ない|畠山勝太/サルタック
  • バイデンでは癒せない米国の分断とハイパーバトルサイボーグ達|畠山勝太/サルタック

    米国の大統領選挙も終わり、留学生・国際協力の立場からすると、バイデン次期大統領が誕生したのは大変喜ばしい事です。しかし、獲得代議員数だけを見るとバイデン次期大統領が圧勝したかのように映りますが、単純な票数だけ見れば、なかなかの接戦でした。 トランプ政権誕生の背景にはリベラルと反リベラルの分断があり、トランプ政権下でこの分断は一層深刻化したと言われています。では、バイデン次期大統領はこの分断を癒すことができるのでしょうか? 私は、分断が一層深刻化することはあっても、これが癒えることはまず無いと思っています。それは、リベラルと反リベラルの分断はもっと根が深い所にあり、1980年代以降の教育政策がその悪化を加速させ、これが改善に向かう見込みがないからです。どういう事でしょうか? まず、リベラルとは主に誰で、反リベラルとは主に誰なのかを確認しましょう。バイデン次期大統領の支持は、①都市部、②若者、

    バイデンでは癒せない米国の分断とハイパーバトルサイボーグ達|畠山勝太/サルタック
  • 天才詐欺師バーニーサンダースを担ぐ恥知らずと騙されるアホ|畠山勝太/サルタック

    博論の資格審査が控えているので手短に。これはあれですね、期末試験直前になると部屋の掃除をしたくなる感覚と同じですね。 今年は米国の大統領選挙の年で、誰が大統領になるかで私の進路も大きく左右されるので固唾を飲んで見守っています。現在は民主党候補者選びのスーパーチューズデーの直前ですが、誰がトランプ大統領のクビを取ってくれるのか私も注目しています。 有力候補の一人が日でも知名度の高い、バーニー・サンダース氏ですが、もちろん私は政治学の専攻ではないので彼の全体像は分かりませんが、彼の掲げる教育政策を見ると、ムチャクチャ酷い、というか完全に詐欺師です。日にも彼に似た詐欺師的な政治家がいるので、なぜバーニーサンダースは天才詐欺師なのか、ほんの少しだけ解説してみようと思います。 まず、サンダース氏が掲げる教育政策を確認してみましょう→リンク。一応日語で要約すると次の通りになります。 ①高等教育

    天才詐欺師バーニーサンダースを担ぐ恥知らずと騙されるアホ|畠山勝太/サルタック
  • 日本のSTEM教育、特に女子の理数系教育促進について(放送用メモ)|畠山勝太/サルタック

    東京FMのタイムラインで、日のSTEM教育についてお話したときのメモ書きです。チキンなので生放送で話すときは、いつもこんな感じのメモ書きを手元に置いとくのですが、折角なので公開します。放送は1月10日までラジコで聞けるそうです→リンク STEM教育に関する記事 ・世界のエリートが重視する「STEM教育」日が抱える2つの難題―10のデータで徹底検証する ・女子の理系離れが起きる6つの理由 男女の賃金格差解消の肝となるSTEM教育を促進するには STEM教育と賃金の話 • 米国の労働市場の傾向が日にも当てはまってくるようであれば… • 高卒大卒の賃金格差以上に、人文系とSTEM系の賃金格差は大きい • とは言え、Social skillsのrate of returnは数学並みにデカくなりつつあるので、STEM+Social skillsが望ましいのかもしれない→関連論文 • STEM

    日本のSTEM教育、特に女子の理数系教育促進について(放送用メモ)|畠山勝太/サルタック
  • #保育園落ちたの私だ、について思うこと|畠山勝太/サルタック

    最近日で話題の#保育園落ちたの私だ、について思うことを書いてみようと思います。基的な考え方は以前シノドスさんに寄稿した「幼児教育無償化で十分か?―就学前教育の重要性と日の課題」と殆ど変わりがないのですが。 思うこと①保育園の拡充と女性の労働参加 「Crowding-Out Effect of Publicly Provided Childcare: Why Maternal Employment Did Not Increase」というペーパーが日の保育所の利用可能性と女性の労働参加について分析をしていて、結果をかいつまんで書くと保育所が拡大しても女性の労働参加はあまり進まない、なぜなら祖父母によるインフォーマルなケアが、フォーマルな保育園に置き換わるだけだからだ、という物です。 この保育所の利用可能性が増しても女性の労働参加は促進されないというのは、私がシノドスの記事で紹介した他

    #保育園落ちたの私だ、について思うこと|畠山勝太/サルタック
    sanui0822
    sanui0822 2016/03/13
    畠山さんの記事はいつも読み応えがあるでゲソね。今後の進路のことについても書いてあるでゲソが、専門家として日本の教育に携わってくれる日を期待しているでゲソ。
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