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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (19)

  • 著者自身が最新作の中身10ページを読んでくれる"zehnSeiten"

    最近リリースされた iPhone/iPod Touch アプリのうち、5つに1つが書籍関連だったなどという話があるようですが、確かに最近 iPhone と書籍が急接近しつつあるようです。で、ちょっと変わったところでこんなアプリが登場しています: ■ Online & on iPhones, authors read 10 pages of latest work (Springwise) 紹介されているのは zehnSeiten という、ドイツから登場したアプリ。基的にはオンライン書店なのですが、面白いのは紹介されている書籍それぞれについて、作者自らが登場して中の10ページ(zehn seiten)を読み上げてくれるという点です。 例えば上のスクリーンショットは、"Leben lassen"という作品を開いてみたところ(作品は新着順、著者順、タイトル順で選ぶことができます)。ここで画面を

    著者自身が最新作の中身10ページを読んでくれる"zehnSeiten"
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/11/14
    かなり面白い。書籍と読者のマッチングモデルを進化させるひとつの試み。
  • タグ機能としての Twitter リスト機能

    Twitter に新機能「リスト(Lists)」が限定公開されていることについて、先日もちょこっと触れました: ■ Twitter、「リスト(Lists)」機能を限定公開中 で、これを使っていてふと感じたのですが、一種のタグ機能としても使われるようになるかもしれません。 どういう意味か。例えば以下は、お馴染み TechCrunch の公式アカウント(@TechCrunch)が現在所属しているリストの一部です: 現在所属しているのは250のリスト。流石に1つ1つをチェックするわけにもいきませんが、個々のリストのフォロワー数も公開されているので、フォロワーの多いリストを見てみるという行動も可能です。例えばこの中の1つ、@nwjerseyliz さんという方が作成された"blogs-sm-bloggers"というリストを見てみましょう: すると TechCrunch 以外に、ソーシャルメディア系

    タグ機能としての Twitter リスト機能
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/10/27
    ユーザーリストをその人の属性として使う。面白い。
  • 逢坂議員の「Twitter 炎上」の件

    現在進行形の話ですが少しだけ。日初の「Twitter 議員」の一人として有名な、民主党の逢坂誠二さん(@seiji_ohsaka)が Twitter 上で発したこんな一言が波紋を呼んでいます: 昨日、総理が決まり組閣。現在、副大臣や政務官の人選中。明日の会議で、常任委員長が決まる。徐々に政権の体制が決まりつつある。今後、具体的に政策が動き出し行きます。こんな中で、もう既に「公約破り」とか非難の声があるが、ちょっと気が早すぎるかも。政権スタート後、まだ2日目です。 (オリジナルのURL) 詳しい説明はありませんが(現時点でこの後に投稿なし)、この中で指摘されている「公約破りとかいう非難の声」とは、以下の問題のようです: ■ 新聞が書かない民主党の「公約破り」 (山口一臣の「ダメだめ編集長日記」) ■ 非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆 (週刊 上杉隆|ダイヤモンド・オン

  • マクルーハンと Twitter は親和性が高いらしい、という話

    このところ忙しさを理由にを読んでいなかったのですが、これではいかん、とようやく数冊のに目を通し始めました。その中の1つが、ポール・レヴィンソン(@PaulLev)の"New New Media"。ブログやウィキペディア、YouTube など、まさしく「最先端のメディア」をレヴィンソンが斬るといった趣旨のです。もちろん Twitter もまるまる1章が割かれて考察が行われており、そこでこんなことが書かれています: The short form of Twitter is not only a politically efficient and personally cool necessity; it had already been developed, long before Twitter, into a well-known literary form. Marshall Mc

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/09/14
    マクルーハンとTwitter。グーテンベルグの銀河系をもう一度開いてみよう。
  • 「Twitter ミュージカル」、ブロードウェイに登場

    最初にお知らせを2つほど。まず、ITmedia エンタープライズさんで Twitter の定点観測記事を書かせていただきました。8月前半に起きたトピックをまとめてありますので、ご興味のある方はご覧下さい: ■ Twitter定点観測: 事件Twitterで起きている (ITmedia エンタープライズ) 次に、@yasuyukima さんと @geekpage さんが主催される Twitter の勉強会、「スバツイ勉強会」に登壇者として参加することになりました: ■ 「スバツイ勉強会」は9/11@オラクル青山センターです。 (Reason to be cheerful, part 2) Twitter 界の著名人が一堂に会する(?)この勉強会。9月11日(金)19時からとなりますので、ぜひご参加下さい! ***** せっかくなので、今日のネタも Twitter で。先日、ロンドンのロイヤ

    「Twitter ミュージカル」、ブロードウェイに登場
  • Twitter という疑似パブリック空間

    Twitter を因数分解して、構成要素に成功の秘密を探るというエントリは既に数多く存在していますが。今朝の Techmeme に載っていた次のエントリもそんな中の1つ。ちょっと面白い内容なのでご紹介します: ■ How Twitter works in theory (Epeus' epigone) "in theory"というだけあって理論が先行気味で、理解不能な部分もあるのですが、要素だけ箇条書きにしてみるとこんな感じ: Twitter質は「フロー」。(一部のクライアントは例外だけど)メールのように未読数が表示されず、未読と既読を視覚的に分かるようにもしないため、「全部読まなきゃ」という精神的負担が少ない。 メッセージの横にアイコンが表示されることで、情報に信頼性が付与される。 つぶやきと言いつつ、他人との交流が中心。 フォロー/被フォローの関係を非対称にする(ある人物を一方的

  • 【仮説】なぜ Twitter は情報が素早く伝わるのか

    今日の夜、知人に Twitter を説明する機会があり、改めて「Twitter はなぜ情報が素早く伝わるのか」を考えてみました。仮説レベルですが、ちょっとまとめを書いておきたいと思います。 ***** (1) 伝送路に関する要因 個々の発言を伝える伝送路として、単純なフォロー/被フォロー関係以外にも2つの手段が存在している。そのため一見フォロワー数の少ないユーザーからも情報が伝播していきやすい。 A. フォロワー 最も基的な伝送路。あるユーザーの「つぶやき」は、彼/彼女をフォローしているユーザーのタイムラインへとダイレクトに伝わる。特に「ハブ」と見なされるような、被フォロー数の極端に多いユーザーが登場するようになっており、ハブにまで到達した重要情報は一気に伝播する可能性が高い。 B. ハッシュタグ 広く共有したいというテーマについては、ハッシュタグを付けて発言するという文化が定着した。ま

  • YouTube の"News Near You"が「テレビ版 Google News」になる?

    Google News が新聞社に対して与えたのと同じ種類のダメージを、今度は YouTube がテレビ局に対して与えるかもしれない……そんな記事が New York Times に掲載されています: ■ Now on YouTube, Local News (New York Times) 肝になるのが、今年4月に YouTube に導入された新機能"News Near You"。IPベースで位置を把握し、そこから半径100マイル(約160キロ)圏内のローカルニュース(過去1週間以内のもの)を拾ってくるという機能だそうですが……すみません、いまちょっと触ってみたのですが表示させることができませんでした。ともかくこの機能があれば、映像版のローカルニュースを簡単に引っ張ってくることができるわけですね。 To date, nearly 200 news outlets have signed

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/08/04
    動画ニュースもハイパーローカル時代へ。
  • クリス・アンダーソン曰く「メディアは仕事というより趣味になるだろう」

    独 Spiegel 誌のサイトに、『ロングテール』改め"FREE"のクリス・アンダーソン氏のインタビューが掲載されています。なかなか面白いので、ちょっとご紹介: ■ 'Maybe Media Will Be a Hobby Rather than a Job' (Spiegel Online) 「メディアは仕事というより趣味になるだろう」というタイトルだけで興味をそそられますが、のっけから飛ばしています: SPIEGEL: Mr. Anderson, let's talk about the future of journalism. Anderson: This is going to be a very annoying interview. I don't use the word journalism. SPIEGEL: Okay, how about newspapers? Th

  • マルコム・グラッドウェル、クリス・アンダーソンの最新作に反論

    『ロングテール』の著者として有名な、Wired 誌編集者のクリス・アンダーソン。最新作が「無料」をテーマにしたものであることは、彼自身が様々なところで語っているので既にご存知の方も多いと思います。僕も去年10月の記事で扱ったりしているのですが、参考に2つの記事を挙げておきましょう: ■ 無料になるもの、無料にならないもの (yomoyomo の「情報共有の未来」) ■ 「ロングテール」のアンダーソン氏が提唱する直感に反したオンラインメディア料金体系 (TechCrunch Japan) で、TechCrunch の記事にも書いてある通り、その最新作"Free: The Future of a Radical Price"が7月に発売されることになりました。僕もアマゾンで予約注文してみたのですが、内容について意外なところから反論が上がっています: ■ PRICED TO SELL (The

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2009/06/30
    現状、YouTubeもニコ動も親会社の余剰の富で運営されているだけだから、これだけを材料に無料ビジネスを語るのは無理。
  • 拡張現実+プール=?

    タイトルは正確には「拡張現実+ゴーグル」とすべきかもしれませんが。進歩しつつある拡張現実(Augmented Reality/AR)を街中だけでなく、プールで使ってみようというアイデアです: ■ Augmented Reality Under Water (ScienceDaily) こう述べただけで、記事文の説明は不要かもしれませんね。写真は公式のプレスリリースに掲載されていたものですが、ゴーグルに海中の光景を映し出すことで、プールにいながらダイビングを楽しんでいるような感覚を再現しようというもの。Fraunhofer Institute for Applied Information Technology (FIT) というドイツの研究所が開発したシステムです。 今回開発されたパイロット版では、熱帯魚が泳ぎ回る珊瑚礁が再現され、宝箱を探すというゲーム仕立てになっているとのこと。ディス

    拡張現実+プール=?
  • 分断される人々

    秋葉原の通り魔事件。僕もいくつか関連するエントリを書いたし、これ以上書くことは「この機に乗じて騒いでるだけだろ」と言われてしまうかもしれません。しかし、少なくとも以下のエントリだけは絶対に読んでおくべきだと感じました: ■ 【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式 - 何かごにょごにょ言ってます あの犯人がどんな状況に置かれていたのか、絶望感が想像できるようなエントリです。いくつか非常に重要なことが書かれていると思いますが、ここでは以下の1点だけを指摘させて下さい: だが、そもそも犯人の環境は、他者と関われないシステムとして存在している。 見知らぬ土地に連れて来られ、社員からは顔を覚えてもらえず、あたかも部品の一部として明日の生活を奪われる。俺はボルトじゃねえ。 派遣同士のつながりというのはどれほどあったのかは分からないが、(ニュースを見ていると同僚同士多少はコミュニケーションがあったよう

  • 位置情報とプライバシーを両立させる"fire eagle"

    Yahoo! が"fire eagle"なるサービスの非公開ベータを開始したとのことで、いくつか紹介記事が上がっています。例えば GigaOM の記事: ■ First Details, Screenshots of the Fire Eagle Launch (GigaOM) なんだか FireFox を彷彿とさせるカッコイイ名前ですが、ブラウザではありません。一言で言えば、「プライバシーを守りながら位置情報を活用できるようにするサービス」といったところでしょうか。 イメージをよく表しているのが上の図でしょう。fire eagle には位置情報のインプットとアウトプット、2種類のAPIが用意されていて、fire eagle の内部にユーザーの位置情報が管理されます。で、位置情報を活用するサービス(近くにあるレストランを検索してくれるとか)に直接自分のデータを渡すのではなく、fire

    位置情報とプライバシーを両立させる"fire eagle"
    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2008/04/27
    アノニマイゼーションの例。
  • 「いま、何してる?」を手紙で更新 ― dawdlr

    エイプリルフールネタ……ではないようなのですが、ネタ的サービスです。しかしちょっとアリかも?と思わせるサイト。「Twitter って面白そうだけど、コメントが流れるのが速くて……」という人々のためのサービス"dawdlr"だそうです: ■ If Twitter is too fast for you, try dawdlr (Popgadget) っていうか単に tumblr で画像を集めているだけ(dawdlr.tumblr.com)なんですが(笑)。"dawdle"とは「ぐずぐずする」「ダラダラする」という意味の単語で、それをもじって dawdlr なわけですね。サイトの説明文にはこう書かれています: dawdlr is a global community of friends and strangers answering one simple question: what are

    「いま、何してる?」を手紙で更新 ― dawdlr
  • 正体不明の画像認識サービス - TagCow

    「画像をアップロードすると、自動的にタグ付けしてくれる」という"TagCow"なるサービスが登場したそうです: ■ Is Tagcow the Future of Photo Recognition and Tagging? (Thomas Hawk's Digital Connection) cow は英語で牛(乳牛)なので、"TagCow"だと「タグ牛」といったところでしょうか。実はこの名前には深い(?)意味が隠されているようなのですが、それは後述するとして、とにかくこのサービスは画像のタグ付けを行ってくれるというもの。上記の記事では魔女の写真に対して、ちゃんと"witch"というタグを付けてくれたそうです。また People Tagging というサービスも用意されていて、ある人物のサンプルとなる写真とその人物の名前を入力すると、その人物が登場する写真にはちゃんと名前のタグが付けられ

  • 「キャリア主導型だから iPhone が生まれない」は本当か

    「日iPhone が生まれなかったのは、キャリア主導の開発が行われてきたからだ」「キャリア主導である限り、日iPhone が誕生する/導入されるのは不可能だ」という主張をよく見かけます。例えば最近でも、米 BusinessWeek 誌の翻訳記事が話題を集めました: ■ 日にアイフォンは必要か? (NBonline) 2ページ目、NTTドコモと AppleiPhone導入について会談していることに関して、こんな観測があります。長文引用で失礼しますが、ご覧下さい: またアップルは、米国でアイフォンを独占的に扱う米AT&Tと同様に、自社のオンライン楽曲ストア「iTunes(アイチューンズ)」を通じてアイフォンの利用開始手続きを行うよう提案している。この案にもドコモが難色を示す可能性がある。 現在、ドコモの携帯電話の利用開始手続きができるのは正規のドコモショップだけだ。ア

  • 分散したコトバは議論を生むか

    昨日のエントリ“「TwitterBlog」論”の続きで。 このエントリに対して、「はてブ」で様々なコメントをいただきました: ■ はてなブックマーク - POLAR BEAR BLOG: 「TwitterBlog」論 まさに「ブログは死にゆく技術か? 」(スラッシュドット ジャパン)の中で指摘されていたような状況なわけですが、その中で気になるコメントがありました: その分、ブログにはまとまった濃い情報が蓄積されるのか、CGMが分散・閉鎖傾向にあって拾いきれなくなるのか。 気になるところ。 (ID: Pandasista) CGMの分散傾向。確かに「様々なCGM系ツール(ブログ、SNS、ミニブログ、SBM等)にコメントが拡散して、議論を追うのが難しくなる」という状況が起きてくるのかもしれません。 ブログ上の情報はよく「ストックではなくフロー」などと言われますが、フローだとしても情

    sasakitoshinao
    sasakitoshinao 2008/01/07
    拡散する断片メディアをどう集約へスピンさせるか
  • リアリティ・マイニング

    Technology Review に面白い記事があったので、ちょっとご紹介。キーワードは「Reality Mining (リアリティ・マイニング、「現実解析」)」: ■ What Your Phone Knows About You (Technology Review) MIT の Sandy Pentland 教授が行った実験について。その内容は、「MIT の学生100人に携帯電話を渡し、蓄積されたデータからソーシャル・ネットワークを割り出す」というもの。学生に渡された携帯電話には特別なソフトが仕込んであって、電話のやりとりや実際の近さ(Bluetooth で測定)などが計れるようになっていたとのこと。これならば通常の SNS のように「自己申告制」ではなく、より現実に即した交友関係が分析できるということで、「データマイニング」ならぬ「リアリティマイニング」という言葉が使われているわ

  • 画像認識技術 + Google Sets = 常識の分かる画像認識

    前回に引き続き、UC San Diego の Serge Belongie 教授らによる研究についての記事を1つ。知る人ぞ知る?Google のサービス"Google Sets"を応用して、画像認識の精度を上げようという取り組みが行われているそうです: ■ Computers With 'Common Sense' (ScienceDaily) 簡単に言うとこんな感じ。上の画像を見て、「右下にある黄色い丸はレモンだ」という人はいないでしょう。レモンのような形・色をしてるけど、「人間」が「テニスコート」の上で「ラケット」で打とうとしているモノだから、これはテニスボールに違いない……というような判断を、コンピュータによる画像認識でも行わせようという発想です。 では「人間」「テニスボール」「テニスコート」が認識できたとして、その文脈で登場し得るものが何か、を判断するために白羽の矢が立ったのが"G

    画像認識技術 + Google Sets = 常識の分かる画像認識
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