「iPhone」の販売が好調だった2008年第3四半期(7-9月期)も終わり、いよいよ市場全体で低調が予想される年末商戦期に突入する。そんななか、Appleが同デバイスを減産している可能性が出てきた。 FBR Capital MarketsのCraig Berger氏が米国時間11月3日に発表した調査リポートによると、Appleが第4四半期(10-12月期)に「iPhone 3G」の生産量を第3四半期より40%減少させていることが判明したという。Appleは第3四半期にiPhone 3Gを690万台販売したが、同期間の生産量は明らかになっていない。この点を踏まえると、このリポートからいくつかの可能性が浮かび上がってくる。 まず考えられるのは、AppleがiPhone 3G発売時は在庫に余裕を持たせたため、必然的に第4四半期は生産を減らすことになったのではないかということ。AppleはiPh