Athlon 64 X2(アスロン ろくじゅうよん エックスツー)は、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが2005年5月31日に発表した[1]、x86_64互換のマイクロプロセッサである。 AMD K8アーキテクチャ製品で、Athlon 64のデュアルコア プロセッサである。2007年に上位製品として発表された製品に、既に当然となった64ビットプロセッサであることを明示しなくなったPhenomと統一させる為にAthlon X2と改称した[2]。 元々AMD K8アーキテクチャは、エンタープライズ市場をも想定して開発されており、デュアルコアプロセッサも当初から予定されていた[3]。そのため、当初のK8プロセッサは、コアの実装数は1ながら機能的にはデュアルコア機能が組み込まれている。 シングルコアプロセッサのデュアルコア化による製造は、シングルコアの場合と比較してシリコンダイの面積で単純計算で

