香川が輝いた理由 C大阪コーチが語る 拡大 サッカー日本代表の今季初戦となる国際親善試合、キリンチャレンジ杯・ラトビア戦(ホームズ)が6日、行われる。FW香川真司(23)=マンチェスター・ユナイテッド=は、昨年10月のブラジル戦(ポーランド)以来約4カ月ぶりの代表復帰。日本代表の10番を背負い、欧州のトップクラブでプレーするまでに成長した香川をC大阪にスカウトし、プロの世界へと導いた小菊昭雄コーチ(37)=C大阪=に、その原点を聞いた。 「神戸から仙台に行ったあの子は見ておいた方がいい」 C大阪のスカウトを務めていた神戸出身の小菊氏は、地元の指導者たちから幾度となく聞かされていた。 少年の名は、香川真司。間もなく高校生になろうとしていた。 当時、小菊氏はGKが欲しいという要望を受け、FCみやぎバルセロナに所属していた丹野研太(現大分)の獲得に動いていた。調べてみると、同じチームの2学年下に