iMacの新モデルが3月3日に発売となった。発売以降、一気にシェアを伸ばしている。一部販売店では、デスクトップパソコンにおいて、3~4割を占めるという、これまでにない驚くべき状況ともなっている。 なぜ、iMacがここにきて、売れているのだろうか。 全国の大手量販店の販売データを集計しているBCNランキングによると、デスクトップパソコンにおけるアップルのシェアは、今年に入ってから2月末までの2カ月間、毎週5~7%台で推移していた。それが、新iMacの発売以降、シェアは一気に拡大。3月2日~8日までの集計では、15.1%と3倍近くのシェアを獲得し、3月9日~15日の集計でも12.9%、3月16日~22日の集計でも12.5%と2桁台のシェアを獲得した。 東京圏では、その傾向がさらに顕著だ。今年に入ってからも、2桁台のシェアで推移していた。3月2日~8日の集計では、28.3%のシェアを獲得しトップ
ジャストシステムが、例年通り同社の新しい統合ソフト「JUST Suite 2009」をリリースすることを発表した。個人的にも、文字の入力に欠かせない存在となっているATOKも2009バージョンとなり刷新される。今回は、ATOK 2009がもたらす日本語入力環境のパワーアップについて考えてみる。 ●感動変換、ATOK 新しいATOKのキャッチフレーズは「感動変換、ATOK」なんだそうだ。日本語だけではなく、日本語入力システムの先をいく存在として、日本語変換精度向上、英語入力支援、Web連携の3本柱をテーマに掲げ、そのポテンシャルが大きく高められたということだ。 さっそく配布されたベータ版を、いつもの環境に入れて使って見た。 まず、日本語入力精度の向上は、今ひとつ、何が変わったのか実感することができない。もともと、個人的にはかなり細切れの変換で日本語を入力するクセがあり、あまり、その恩恵を受け
11月10日 発売 価格:27,300円 株式会社キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモツール「ポメラ」を、11月10日に発売する。価格は27,300円。 約370gのボディに、17mmピッチの折りたたみ式キーボード、ATOK(2007相当)を搭載し、PC並の入力環境を備えた点が特徴。液晶は640×480ドット表示対応の4型モノクロTFT液晶。電源はアルカリ単四型乾電池2本を使用し、20時間駆動する。Webページの閲覧やメールといったインターネット接続機能はなく、テキスト入力に特化している。キーボードはパンタグラフ式で、ノートPCと同等の打鍵感を目指したという。 入力したデータはテキストファイルとして、内蔵メモリまたはmicroSDカードに保存する。本体にはUSBポートを備え、PCと接続するとマスストレージとして認識。本体メモリとmicroSDカードのデータにアクセスできる。 1
●発展のために創業分野を捨てる理由 Western Digitalというのは不思議な会社だ。おそらく大半の人にとって同社といえばHDDメーカー、ということになるのだろうが、かつては中堅の半導体メーカーだった。いわば本業でもあった半導体関連事業は、'96年前後にすべて売却してしまい、HDD専業メーカーに生まれ変わっている。 現在、世界一のPCメーカーの座にあるのは、Hewlett-Packard(HP)だ。社名の元となったBill Hewlett氏とDave Packard氏が最初に手がけた製品が計測器(オーディオ発振器)であったことは良く知られている。そのHPが世界一のPCメーカーになる前に、創業事業であった計測器や半導体といった事業を別会社(Agilent Technologies)に分社したのは'99年のことだ。 同じ世界一でも、半導体分野となるとIntelになるわけだが、創業時の中核
前回、2006年の締めくくりとして「Parallels Desktop for Mac」の新しいβ2を取り上げた。クリスマス直前にリリースされただけに、このβ2でクリスマス休暇入りかと思っていたら、年末の12月29日にβ3がリリースされている。クリスマスも休まず開発を続けているのだろうか。おそらく遠くないであろう正式リリースが今から楽しみだ。 しかし、Intel Mac上のMac OS XでWindowsの動作をサポートする仮想マシンは、Parallelsの製品だけではない。これまでもPC上での仮想マシンソフトウェアを提供してきたVMwareが、Intel Mac上で利用可能な仮想マシンソフトウェア「Fusion」を現在開発中だ。その最初のパブリックβ版が、2006年末にリリースされている。今回は、このFusionのβ版を試用してみることにした。 ●Fusionを導入してみる 1月5日の時
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 任天堂 岩田聡社長インタビュー(2) DSとは異なるアプローチでゲーム人口拡大を目指すWii いよいよ新ゲーム機「Wii」を投入した任天堂。Wiiの狙いは、ニンテンドーDSと同様にゲーム人口の拡大。そのために、WiiではTVチャンネルのメタファを借りたチャンネルシステムでのコンテンツも提供する。任天堂の岩田聡氏(代表取締役社長)に、Wiiの戦略とその背景について伺った。 ●ゲームの定義を拡大するDSとWiiの戦略 【Q】 2005年のゲーム開発者向けカンファレンスGDC(Game Developers Conference)で、今のゲーム産業では、ゲームの定義自体がどんどん狭くなっているとスピーチしましたね。ニンテンドーDSで行ない、Wiiで行なおうとしていることは、まさにその逆、ゲームの定義を広げることだと解釈しています。 【岩田氏】 その通りです
先週、久々に日本通信・最高財務責任者の福田尚久氏にお会いした。この連載の読者には“プリペイド方式の無線通信パッケージ「b-mobile」を販売している会社”と紹介する方が分かり易いかもしれない。 福田氏は'93年からアップルコンピュータジャパンに所属し、その後、日本でのマーケティング能力を買われ、スティーブ・ジョブズ氏がAppleにCEOとして復帰した際に米Apple Computer本社のボードメンバーとして招集された人物。その後、Appleが復活への道を歩むことになった戦略の一部も担当していた。製品としては初代の15型PowerBook(Titanium)とiPodの企画、事業戦略面ではApple直営店(その後のApple Store)の基礎を作り、戦略を推し進めた。 同氏の話を聞いていると、なぜ近年のAppleがここまでの見事な復活を果たしたのかが見えてくる。今の若い世代のApple
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く