無許可で韓国人ホストクラブを営業していたとして、警視庁組織犯罪対策1課は13日、東京・上野の2店舗を摘発、風営法違反(無許可営業)などの現行犯でホストクラブ「バンカー」社長、李洪●(=火へんに日の下に立)容疑者(36)=東京都荒川区東日暮里=ら5人を逮捕した。また不法滞在の22〜40歳の韓国人ホスト33人を摘発し、東京入管に引き渡した。 韓流ブームを背景に韓国人ホストクラブは都内を中心に増加していて、警視庁では無許可の店舗も多いとみて実体解明を進める。 調べによると李容疑者は13日午前3時半ごろ、台東区上野で、許可なくホストクラブを営業していた。李容疑者は昨年7月ごろから、ホストクラブを経営し、これまでに約7000万円を売り上げていた。 閉店後のスナックを利用し、午前1時ごろから明け方にかけて営業していた。客は、上野周辺で働く韓国人ホステスが多かったほか、日本人女性も訪れていた。